一人でも建てれるタープ術
子供が小さい頃、嫁様が設営を手伝って貰うのは無理なので、仕方なく編み出された必殺技です。
テントは一人でも割と簡単に建てれますが、タープはポールを持って貰わないとなかなか建てるのが難しいものです。
この方法で建てると、一人でも綺麗に建てることができます!
風の強い日には、絶対一人で設営しないで下さい。
タープを建てる前に、次のことを確認しておきます。
タープの長さ、これは図をみていただければ分かると思いますがポールの長さ(高さ)を決めておき2本のポールの重なり長さを把握しておくと便利です。(ビニルテープ等で、ポールに印をする。)
この長さが分かっているとタープを大きく広げる必要がなくポールのたてる位置が決められます。
この位置が決まればこの位置から45度の角度になるようポールを移動すればペグの打つ位置がわかります。(4箇所)
張り綱が平面的に45度になるのは、おわかりいただいたと思いますが、ポールの長さを利用した事により立面的にも45度が確保できるわけです。(この45度が一番強度のでる角度です。)
当然ペグも地面に対し45度がいいのですが、実際打ち付けると真っ直ぐはいる傾向があります。気持ち斜めに打ち込むよう注意にすると良さそうです。
ポールの位置の確認とペグの設置が終われば後は簡単です。
ポールの先端をタープのグルメットに通し張り綱をかければポールを建てます。
張り綱は、多少緩めに張ります。
ポールは図の用に斜めにしておき、タープを引っ張りながらもう一方のポールの先端をタープのグルメットにとおし張り綱をかけます。
これで図のようにポールを押し上げて張り綱を張ればOKです。
この時、タープの上のラインが弓のようになるようにポールを逆ハの字にしておくのがタープをピンと張るコツです。
後はタープの四隅を張り綱で張れば完成ですが、張り綱はタープの対角線になるように張ります。
この状態では、タープのあちらこちらに皺ができると思いますが、ここでポールの張り綱をピンと引っ張り、ポールの逆ハの字を地面に垂直近く修正するとほとんど皺がなくなります。
皺がどうしても気になる人はここで再度張り綱を調整するとタープをパンパンに張ることが出来ます。