キャンプ風の日の対策
キャンプでは、思わぬ突風が起こり建てかけのテントを倒されたり、タープを巻き上げたりされることがあります。
基本的には風がおさまってから建てるのが危険回避を考えるとベストです。
風を受けたタープやテントは落下傘のごとく膨れあがり大の大人でも引きづられ非常に危険です。
風の強い日には、決して一人での作業はしないようにしましょう。
子供も近づかないように車の中に押し込めてしまいましょう。
テントを建てる時
基本的な話ですが風の向きをよく考えて出入り口から風が吹き込まないように設営位置を決めましょう。
まず、テントの四隅になる位置にペグを打ちます。
テントの種類によって建て方の順序が違いますが基本的には同じなので順序を入れ替えて読んで下さい。
インナの四隅を先ほどのペグに固定する。必要に応じてさらにペグを打ち固定します。
骨組みを組立ます。この時点ではインナーは吊しません。
骨組みにアウターをかぶせますが、風上側のアウターの二隅を先ほどのペグに固定します。
この状態でアウターを広げ骨組みにかぶせ残りの二隅を最初に固定してあるペグに固定します。
次に固定していないアウターをペグを打ち固定します。
さらに、アウターの張り綱をペグで固定します。
後はアウター内に入りインナーを吊せば完成です。
タープを建てる時
タープのポール用張り綱は付属の物でなく直径6mm程度のしっかりしたロープにしましょう。
私は登山用のロープを使っています。
ペグについても付属品ではなく長さ30cmのしっかりしたペグを使いましょう。
建てる位置はテントと同様、風の向きに注意し舞い上がりにくい位置にしましょう。
建て方については、「一人でたてるタープ術」を参考にして下さい。
メインポール用ペグ4本をまずしっかりと地面に打ち付けて下さい。
あとは、「一人でたてるタープ術」に従いたてます。
ただし、一人ではせず二人以上で設営しましょう。ポールは必ず保持して貰らいます。
メインポール用のロープはしっかり張りますが、タープの四隅を固定する張り綱にはショックコード(ゴム状の紐)を用い風の衝撃を和らげて下さい。
張り綱とペグの本数をできるだけ増やすのが安全です。
危ないと思ったらタープは建てない、撤収する判断をするのも大事です。
その他
車のドア、ハッチバック、窓は小まめに閉めること。
(某キャンプ場でドアが歪で閉まらなくなったのを見ました。恐ろしい・・・)
ゴミが空に舞うのは綺麗だけれど・・・・飛ばないようにゴミ袋は石を乗せるとか工夫しましょう。