ROOX AndroidカーナビXTRONS DA100L動作試験
妻の車を、日産ROOX(B44A)に買い替えた際にAndroidカーナビXTRONS DA100Lを導入した記録です。
ROOXに取り付けてから動作不良があっては、修理に出すにも大変です。
商品到着後の外観目視検査と付属品の確認を行い問題が無かったので机上で電源を接続し動作試験を行いまいした。
ISOコネクターケーブル加工
ISOコネクターのままでは、日本車用の専用ハーネスに接続出来ないため加工を行いました。
各コードにはテプラテープで配線名称が記載されています。
車体側コネクター(ISOコネクター)の根本でバッサリ切断しました。
切断したコード線にギボシ端子を圧着工具で取付けました。
ギボシ端子の雄雌は、別途購入した専用ハーネス側に合わせました。
コード線は若干細めです。
ギボシ端子にコード線が正しく圧着されているか圧着工具でカシメた後、必ずコード線を引っ張り圧着部分で動かない事を確認しました。
ネットで良く見かける起動が変、音が変、ラジオの感度が悪いなどは、これが原因の事も・・・
XTRONS DA100L動作試験
12V30Aの直流電源出力を分岐し常時電源とACC電源に接続しました。
ACC電源を抜き差しすることでエンジンのON/OFFとしました。
外部スピーカーにフロントスピーカーコードを接続しました。
付属コネクターを本体背面のコネクター端子に接続しました。
GPS、Wi-Fiアンテナを本体背面のコネクター端子に接続しました。
Wi-Fiは、家の無線lanに接続しました。
ラジオアンテナを本体背面のコネクター端子に接続しリード線を繋ぎアンテナの代わりとしました。
バックカメラ等の代わりとしてビデオカメラを接続しました。
項目 | 測定結果 |
起動時電流値 | max0.85(A) |
起動後電流値 | max0.73(A) |
サウンド再生(Vol8)、ナビ表示 | max1.02(A) |
待機電流値(ACC OFF) | 10(mA) |
初回起動時間 | 約46秒 |
2回目起動時間 | 約1秒 |
XTRONSのAndroidカーナビの再起動時間(初回起動後の立ち上がり時間)についてはネット上に「ある程度の時間が空くと初回起動時と同じ時間が・・・」と言う話もありましたが、今回の製品は毎回1秒で高速起動しました。
設定をしないと動作確認出来ない為、設定を変更し動作試験を行いました。
ラジオ、FM/AMとも室内リード線ですが受信出来ました。
音楽、別途マイクロSDカードにMP3ファイルを入れた物を挿入し再生確認出来ました。
スーピーカーをフロントからリアに接続替えし音が鳴る事を確認しました。
カーナビ(GoogleMapが標準)のアプリで、現在位置表示出来ました。
バックカメラの映像入力にビデオカメラの映像を接続し、リバース信号配線に+12Vを接続、画像が表示されることを確認出来ました。
Wi-Fiは、家の無線lanとスマホテザリングを切替、何れの場合もネット接続が出来ている事を確認しました。
動作時にオートアンテナ、AMPコントロール、カメラ電源端子に+12V電圧が印加されることが確認出来ました。
動作時に外部マイク電源端子に+5V電圧が印加されることが確認出来ました。
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