人工木ウッドデッキDIY幕板・デッキ材取付編
一階和室前に、木製ウッドデッキに比べメンテナンスが楽な人工木ウッドデッキ(YKK ap製りウッドデッキ200)を購入し設置した情報の内、幕板とデッキ材を取付け完成した内容を掲載しています。
購入経緯、使用した工具、基礎部の工事・・・人工木ウッドデッキDIY基礎設置編
大引きと束柱の取付け・・・人工木ウッドデッキDIY大引・束柱取付編
側面幕板の加工
側面幕板と正面幕板が合わさる角位置のコーナー部を両板共5mm角切りしました。(排水穴になります。)
基礎石の設置位置を標準と異なる位置としたので、側面幕板の穴あけ位置をその分移動しました。
側面幕板の上部から20mmと70mmの位置に計4個の穴を空けます。
側面幕板は、コーナー加工した端面を正面とし空け間違いの無い様注意して空けました。
最初に4.5mmの通し穴を空け、次に同じ位置の表側だけに10mmの穴を空けました。
デッキ材の加工
組立・施工説明書の順番では、デッキ材を大引に取付けた後に行う順序となったいますが、取付ける際にデッキ部分の下からの作業があり大変なので先に加工しました。
正面幕板を取付ける為の固定金具と支持金具の取付け加工です。
正面幕板固定金具はデッキ材を置いた時に1枚置きの取付けとなります。
正面幕板支持金具は、固定金具を付けたデッキ材の1枚置きになります。
この事に注意しデッキ材を5枚選びました。
デッキ材5枚全ての中央空洞部に正面幕板支持金具をゴムハンマーで打ち込みます。
正面幕板支持金具には、上下が有り下側に赤矢印の打込みストッパーがあるので強く打ち込まないよう注意します。
赤矢印の位置がデッキ材の面に合うまで打ち込みます。
正面幕板支持金具をデッキ材に固定するため、3.5mmのドリルでネジ穴を空けます。
支持金具に空いている穴を利用すると正確な位置に穴が空けれます。
正面幕板固定金具、+正面幕板支持金具を付属トラスタッピンねじで固定しました。
今回は、正面幕板固定金具だけのデッキ材が3枚、正面幕板固定金具+正面幕板支持金具のデッキ材が2枚となりました。
側面幕板の取付
先に、大引に取付けておいた側面幕板固定金具に側面膜板の裏面凹凸をハメます。
建物からの空き間隔を測り予定の長さにします。
側面幕板に空けた下側の穴を通し3.5mmのドリルで側面幕板固定金具にネジ穴を空けます。
側面幕板を空けた下側の穴を通し付属なべドリルねじで側面幕板固定金具で固定します。
写真は誤って両側の側面幕板を付けたいますが、デッキ材の貼り終わり側は、デッキ材が貼り終わってから同様の方法で固定します。
デッキ材の取付
デッキ材の取付けは先に正面幕板固定金具を取付けているので順番を間違わないよう注意しました。
側面膜板の取付けは正面側面とデッキ材の面が揃う様にします。
デッキ材を固定する際はゴムハンマーで軽く叩き、面の調整を行いました。
デッキ材と側面膜板の間に沈み込み防止の付属スペーサを挟み、はめ込みます。
大引の既設ネジ穴に固定金具をはめ込み付属トラスタッピンねじで固定します。
固定金具に空けられた滑り止めの穴を通しデッキ材に2.7mmドリルで穴をピンで固定します。
先程、大引に固定した側面幕板の上側の穴を通し3.0mmのロングドリルでデッキ材にネジ穴を空けます。この時、デッキ材に浮きがないようにしっかり押さえ込み穴を空けます。
側面幕板の上側の穴を通し付属のなべタッピンねじでデッキ材を固定します。
2枚目以降のデッキ材は、取り付ける際に若干斜めに持ち上げ1枚目の固定金具に差し込みます。
既設サッシ部に被る隙間(赤矢印)が無いとこの作業が難しくなります。
付属の固定金具に差し込み付属トラスタッピンねじで固定します。1枚目と同様にピン固定をします。
以後、最後から3枚目までは同様の作業となります。
最後から2枚目のデッキ材は1枚目と同様、固定金具を2箇所付属ねじで固定します。
最後のデッキ材を差し込み、側面幕板を付属ねじで側面幕板固定金具に取付けます。
側面幕板の上部通し穴を通しデッキ材にドリルでネジ穴を空け最後のデッキ材を固定しました。
正面幕板の取付
取付前に固定する為の穴空け加工をしました。
正面幕板を取付け位置に仮にあてがい穴位置を決めました。
正面幕板固定金具だけの位置は、上部から20mm穴を空けます。
正面幕板固定金具+支持金具の位置は、上部から20mmと70mmの位置に穴を空けます。
最初に4.5mmの通し穴を空け、次に同じ位置の表側だけに10mmの穴を空けました。
正面幕板を取付け位置に仮固定し、空けた穴を通し3.5mmのドリルで正面幕板固定金具、正面幕板支持金具にネジ穴を空けます。
付属なべドリルねじで固定しました。
装飾キャップの取付
幕板に10mmドリルで空けた穴に付属穴塞ぎキャップを取付ました。
平らな板切れを当てゴムハンマーで打ち込みました。
このキャップは、当て木をして幕板の内側に落とし込むことが出来るので手直しも簡単です。
正面幕板を支持金具に固定したネジは先端が剥き出しとなるため怪我をしないように保護用の付属ねじキャップを被せました。
ねじキャップは、ゴム状の製品でネジの先端から廻しながら被せました。
コーナーキャップを仮に取付け3.0mmのドリルでネジ穴を空けました。
付属ねじでコーナーキャップを取付け完成しました。
(コーナーキャップは、浮き上がらない様にしっかり押さえ穴位置を決めます。)
りウッドデッキ200完成
水準器で、最終確認しましたがOKでした。
YKK ap製りウッドデッキ200は、組立に必要な部品は全て揃っていました。
今回は、デッキ本体の組立には、2.7mmドリル刃、3.0mmロングドリル刃以外は手持ちの工具でOKでした。
梅雨の合間に施工したので、一気に組立ができませんでした。延べ2日ほどで完成しました。