lenovo製G550 HDD交換 非AFT問題
lenovo G550は、娘のノートパソコンですが、年代物です。
Cドライブが度々赤表示になるので、調べて欲しいと頼まれ調べたところ、Cドライブの空容量が・・・
不要なソフトを消す事にし、本人に確認すると不要なソフトは無い・・・
と、言う事で、丁度手持ちの500GBのハードディスクもあったことから、ハードディスクを換装しました。
先に、行った「lenovo G500 SSD交換」と同様の方法で換装したのですが・・・Windows updateが出来なくなると言うトラブルが発生!
原因は、非AFT問題、これを回避した方法を覚書として掲載しています。
G550ハードディスク換装
既設ハードディスクのデータは、フリーソフト「EaseUS Todo Backup Free」を使ってクローンコピーしました。
「lenovo G500 SSD交換」と同様の方法です。
ハードディスクの交換は、比較的簡単です。G550の底面、写真赤矢印のプラスネジ2本を緩め蓋を外します。
こんな状態です。
右側にスライドするとハードディスクが外れますので、金属カバーのプラスネジ4本を外し交換します。
現れた現象
Windows Updateが出来なくなりました。
赤い盾、「コンピューターの更新プログラムを確認します」画面で、「更新プログラムの確認」ボタンを押すと、「現行サービスが実行されていないため、windows Updateで更新プログラムを確認できません。このコンピューターの再起動が必要な可能性があります。」と表示され「OK」ボタンを押し再起動するも改善しません。
設定の変更をしたり、先人の教えに習いbatファイルを作成し実行するも解決しません。
IDEコントローラーのドライバを疑い最新バージョンに更新するも変化はありません。
Microsoftの診断ツール Fix itを実行すると解決できない問題と表示されます。
非AFT問題とは?
AFTとは、アドバンスド・フォーマット・テクノロジーの略でハードディスクの物理セクタのサイズを大きくした技術のことだそうです。
現在では、AFTが採用されたハードディスクしか販売されていないようです。
AFTは、1セクタ512バイトを1セクタ4096バイトへ拡張する事により効率の向上を図っているのですが、非AFTハードディスクをAFT対応ハードディスクに換装すると、ここが合わずマッチング問題が発生してしまう様です。
今回のハードディスクを調べると、正にこの問題でした。
換装前のハードディスク:Seagate ST9250315AS→非AFTハードディスク
換装後のハードディスク:Seagate ST500LT012→AFTハードディスク(AFと印有り:赤矢印)
非AFT問題の解消
lenovo G550のチップセットはインテルだったので解決策は、「インテル ラビット ストレージ テクノロジー」をインストールし整合を図る事でした。
本当はクローンコピー前に導入するのが良いようです。
ダウンロードすべく検索するも欲しい「iata_cd.exe ファイル」を探すのに時間を要しました。(リンク張りました。)
iata_cd.exeを実行して、インストールしてパソコンを再起動します。
問題なくWindows Updateが行われ、不具合は、解消しました。
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