リモコン電池端子交換修理
リモコン電池の液漏れ修理は、液漏れが酷くなければ清掃するだけでも使える様になりますが、端子の腐食が酷いと電池端子を交換する必要があります。
今回は、頼まれてクラリオンのLDディスクカラオケのリモコンRKA-189の電池端子交換修理を行いました。
「リモコンは電池切れで使えなくなったが本体操作で使えたので放置していた」との事です。
状態確認
酷い液漏れです・・・こうなると基板も駄目かも知れません・・・修理不能?
服などに液が付くと大変な事になります・・・庭で電池を外し、軽く清掃しました。
RKA-189分解
このリモコンはネジ止めが無く、隙間からこじ開けるタイプです。
底面の部分が挿し込み易かったので、傷を付けない様にこじり開けました。
幸いな事に基板への液漏れはありませんでした。
RKA-189電池端子交換
このリモコンはネジ止めが無く、隙間からこじ開けるタイプです。
使わなくなったリモコンから外した電池端子を利用して交換します。
赤丸の端子を取り替えます。
右が使わなくなったリモコンの基板です。
使う端子のリードが短い為、半田付けで延長することにしました。
腐食した端子を切断しました。
半田付けする箇所はヤスリで削り半田が乗り易くしました。
基板に付いていない側の端子を交換します。
形状が異なる為、折り曲げながら取り付けます。
交換した基板も電池ホルダ部分の溝に挿し込みました。
動作試験
仮に電池を装着し、デジカメで見ながら電源ボタンを押し確認しました。
良好です・・・面倒ですがボタンを一つづ確認しました。
持ち主に返却しました。
親機で動作確認して貰い、問題ないとの話でした。凄く喜んで貰えたので良かった!
電池の端子の腐食が酷くない場合は・・・リモコン電池液漏れ清掃修理
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