パソコン電源コンデンサ不良修理
パソコンの動作が不安定になり突然止まる(フリーズする)様になりました。
マザーボードのコンデンサ不良でも同様の症状になるのですが、今回は、マザーボードに異常はありませんでした。
手持ちの電源部と入れ変えると良くなりました。
電源部を分解、原因をコンデンサの不良と判断し交換修理した方法を掲載しています。
不良の電源部、コンデンサが膨らんでいます!
準備
交換用のコンデンサを地元では入手できないので、インターネットで購入しました。
HV 2200uF/10V/105℃/低ESR(10x25mm)×2個
HV 3300uF/10V/105℃/低ESR(12.5x20mm)×2個
電源分解
外側のネジをはずします。封印がありますが切ります。
基板を止めているネジをはずします。
線を切らないように注意して基板をはずします。
これで分解は完了です。
交換するコンデンサの位置、容量、極性を記録します。
コンデンサ交換
半田ごてと半田吸取線で半田を吸い取り不良コンデンサを外しました。
購入したコンデンサは少し太っちょですが、取付可能サイズです。
リード線が短い方が外したコンデンサです。(3300uF10V)
購入したコンデンサは少し背高ですが、取付可能サイズです。
リード線が短い方が外したコンデンサです。(2200uF10V)
購入したコンデンサの極性を確認しながら半田付けしました。
修理完了
綺麗に収まりました。
逆の手順で組立、パソコンに接続する前にテスタで電圧チェックしました。
パソコン用ATX電源を単独で動作させるには専用の起動基板があるようですが、写真の様に14ピンと15ピンをショートして起動しました。
チェック後、元のマザーボードに接続し動作試験をしました。
フリーズすること無く良好に動作しました。
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