DVDドライブのベルト交換修理
パソコンDVDドライブのトレイが開閉の調子が悪くなり調べると、どうもゴムベルトが原因のようだとわかりました。
交換するためのゴムベルトが入手出来ず、ネットで探していると「バンコード」という物でベルトが作れることがわかりました。
インターネットで入手し、作ったベルトと交換すると見事に直りました!
DVDドライブのベルト交換と、バンコードでベルトを作る方法を掲載しています。
準備
今回は1.5mmのバンコードを購入しました。(他に2mm、2.5mm、3mmと各種あるようです)
道具:半田ごて、古いカッターナイフの刃、先曲がりラジオペンチ(100円ショップで購入可)、紙テープ、爪きり、はさみ
ベルトの取り外し
今回は、BENQのスーパーマルチドライブDW1800での交換です。
トレイが開閉しないので写真のようにゼムクリップを伸ばした物を前面の穴から差込みあけます。(購入時に専用の道具があったのですが・・・)
赤矢印の部分にベルトがかかっていました。
先曲がりのラジオペンチで摘んで外しました。
ベルト製作
必要な長さにバンコードを切断します。
伸びたこととも考慮しこれと同じ長さに切断しました。
バンコードは熱で溶かしてつなぎます。
半田ごての先に写真のように不要になったカッターナイフの刃を固定しました。
バンコードを写真のようにラジオペンチに紙テープで固定しました。
ラジオペンチを閉じたときぴったりコードの先が合うように調整します。
半田ごてでカッターナイフの刃の色が変われば接着できます。
刃をコードの間に入れラジオペンチを閉じます。
コードが溶けはじめたら一旦ラジオペンチを開き半田こてを外し再度ペンチを閉じて接着します。(素早く!)
十分溶着したのを確認し、はみ出した不要な部分を爪きりで取り除きベルトの完成です。
ベルトの取り付けと動作試験
太いプーリーに製作したベルトを先に掛け、ラジオペンチで引っ張りながら小さいプーリーに掛けました。
ぴったり収まりました!開閉もバッチリです!
参考
最初に作成したベルトは、径を一回り小さく作り失敗しました。
接着する時に、若干溶けて短くなるので、外したベルトと同じ長さで良いようです。
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