増設USB2.0基板を改造してカードリーダーを使う
パソコンの部品が随分と余ってきたので、古いケースに組み立てて予備としてフリーソフトの検証用にすることにしました。
マザーも随分と古いK7VZA(Athlon 1Ghz)ですが、メモリも512Mありますので、そこそこは動作します。
ここで困ったのが、内蔵用USB2.0対応メモリーカードリーダーCR-i500が、このマザーボードには接続するPINがありません。
また、増設したにPCI USB2.0基板は通常のUSBコネクタしかありませんでした。
そこで、PCI USB2.0基板を改造してCR-i500を使用できるようにした記録です。
PCI USB2.0基板改造
部品は、壊れたハードディスクの基板から取りました。
道具は、半田ごて、半田、先曲がりラジオペンチ(100円ショップで購入可)、カッターナイフを使いました。
PCI接続のUSB2.0用基板には、中側にも接続コネクタがありました。
このコネクタを外し、PINに交換します。
CR-i500のマザーボードへの接続コネクタです。
刻印を見ると、VCC,D0-,D0+,GNDとあります。(配列がコネクタと同じ)
壊れたハードディスクの基板です。
ここからピンの部分を取り出し利用します。
半田ごてとラジオペンチを使い部品を外しました。
ピン端子はカッターナイフで切断、加工をします。
ピン端子は、収まりが悪かったので、さらに二分割し写真のように収め、半田付けをして固定しました。
差込位置を間違わないように差し込みます。(1番最初の写真のコネクタならば、写真の順番)
USBの接続は二系統必要なので、写真のように外向きのコネクタをさらに1箇所、改造しました。
3.5インチベイに収まったCR-i500です。
認識させる順番は、先に増設USB2.0(PCI基板)をマザーに接続して認識をします。
その後、一旦、電源を切り、CR-i500のコードを増設したUSB2.0(PCI基板)に接続して電源を投入して認識をさせます。
動作確認を行いました。OKです!USBメモリ、SD、CF全て認識し転送出来ました。
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