こわい飲泉
題名からすると飲泉を否定しているようですが、飲泉自体は正しく利用すれば大きな効果があることが認められています。
薬効のある湧き水を飲むわけですから、自分の体質、体調をよく考えて飲泉しないと大変な事になります。
飲む前に、必ず「飲泉の注意事項」が掲示されていますから確認する事が大事です。
掲示がない時は、飲まない方が無難です。
同じ泉質でも、つかる効用と飲む効用が正反対の泉質があります。必ず、飲泉の注意事項を読んで下さい。
飲泉注意事項
- 飲泉の注意事項の掲示があること。
- 飲用の許可の確認をすること。
- 飲用には温泉湧出口の新鮮なものを用い、コップで一杯程度にすること。
- 1日の量はおおむね200~1,000ミリリットルまでにすること。
(泉質濃度によって減量や希釈が必要) - 飲泉は食前30分~1時間前または空腹時がよく、夕食後から就寝前はなるべく避けること。
- 鉄泉、放射能泉、ヒ素、沃素、臭素を含有する温泉は、必ず飲用の許可を確認すること。また、これらの飲用直後には、お茶、コーヒーは飲まないようにすること。
既往症別飲泉注意
- 高血圧症、腎臓病、むくみのあるとき
塩化物泉、ナトリウム炭酸水素塩泉、ナトリウム硫酸塩泉は、飲まないこと。 - 甲状腺機能亢進症のとき
ヨウ素を含むものは飲まないこと。 - 下痢をしているとき
二酸化炭素泉、硫黄泉、硫化水素泉は飲まないこと。
我が家の解釈
私達家族は、車を利用して温泉を楽しみます。
旅先で、体調不良になると家族全員に迷惑を掛ける事になり楽しい温泉湯ラックスも台無しになります。
それに、潔癖症ではありませんが飲泉口に備えているコップて大丈夫でしょうか?
あるキャンプ場で、「温泉でコーヒーを煎れるとおいしぃ~」という話を聞き、早速試すと・・・とんでも無い味・・・コーヒーだけに苦い経験(たぶん鉄泉では?)をしました。
等々で、こわがりの我が家は、飲泉禁止です。