床鳴り修理

1階リビングのフローリング床が鳴りだしました。

フローリング床は、はめ込み式の為、乾燥、湿気などで多少はギシギシ鳴るものですが・・・何故か、今回は非常に耳障りが悪く家族からも「床が軋んでいる・・・」と・・・。

多分、床下の根太とフローリング用の根太に隙間が出来た???床に潜るのも面倒なので1か月ほど様子を見る事にし放置していたが・・・やっぱり気になる。

と言うことで、早速、駄目元でやってみました。

  1. その1は、床上からグリスを注入する簡易版
  2. その2は、床下に鋼製束を付ける方法

床鳴り修理その1

使ったグリス

KUREグリースメイト

ホームセンターで、フローリング用のキシミ音を解消すると言う液状の物が売られていたが結構値段が高い・・・1,800円ほど

ネットで検索していると、グリスで軽減できると言うサイトを発見!このグリス・・・持っています。

KUREのグリースメイトです。(ホームセンターで500円程度で売られています。)

グリス注入

床鳴り修理 グリースメイト

フローリングの継ぎ目あたりが激しく鳴ります。

床鳴り修理 グリースメイト

フローリングの継ぎ目に沿ってグリスを注入しました。

グリスが床面に広がると滑って危険ですので、広がらない様にマスキングをしました。

注入した後、床を踏み浸透を図りました。

キシミ音が軽減された事を確認しました。(この時点では、スッキリ音が無くなりましたとは・・・)

注入後、養生テープを除去し、無水アルコールで床面のグリスを拭き取りました。

効果は

注入直後は、踏む箇所によっては・・・まあ、これ位なら良しとしておこうと言う感じでした。

ところが、1日経過して翌日になると・・・あれ、鳴らない・・・意識しないと判らない程度に軽減されていました。

これならOKです!1日がかりで浸透していったのでしょうか?

床鳴り修理その2

その1では、1階リビングのフローリング床鳴りをグリスで軽減しましたが、別の箇所が鳴りだしました。

グリスを注入して修理を試みましたが・・・逆に、キシミ音がギシギシからパキンパキンに変わり大変耳障りが悪くなってしまいました。

音が鳴っているのは、前回と同様フローリング材の継ぎ目です。この部分体重を掛けると若干沈む様な気がします。

多分、根太とフローリングの間に浮が生じているのでは・・・と推測、補修材料を揃え床下に潜ることにしました。

我が家の床は、根太張り工法でフローリングが張られています。(最近の住宅では、根太の上にコンパネなどを貼ってその上にフローリングを貼る工法が多いようです。逆に床鳴りすると大変かも・・・)

古いバスマットを使い床下を床鳴りしている箇所まで匍匐前進します。(これが大変・・・)

床鳴り補修材料

床鳴り補修材料鋼製束

鋼製束(税込474円)

床鳴り補修材料

ブロック(税込101円)と板切れ

鋼製束で補強 その1

コンクリートブロックを直下に置き、鋼製束を根太に掛け持ち上げてみました。

この状態で、妻に床を踏んで貰い鋼製束の位置や張を調整しました。

確かに、床鳴り音はパキンパキンしなくなりましたが・・・踏む箇所によってまだギシギシ鳴ります。

鋼製束で補強 その2

床鳴り補修材料鋼製束

コンクリートブロックを直下に置き、フローリングの継ぎ目に当て木をして鋼製束で持ち上げてみました。

当て木は、木ネジで固定しました。

再度、床下に潜りフローリングの下の断熱材に隙間を作り継ぎ目に当てました。

この状態で前回と同様に、妻に床を踏んで貰ったところバッチリです!

やった!と思ってのですが、妻から「床が浮き上がっている様な・・・」

しっかり固定した方が良いと思い鋼製束を伸ばし過ぎた様です・・・徐々に緩め、浮きが感じられなくなった状態で再度確認、大丈夫です。鋼製束もしっかり嵌っています。

床鳴り補修完了

床鳴り補修材料鋼製束

嘘のように床鳴りしなくなりました。

青矢印が、1回目に鋼製束を掛けた根太です。

写真に写っていませんが赤矢印の部分が当て木の箇所です。


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