窓、網戸の取外しと調整
大掃除をする時などに窓や網戸を取り外す方法と、傾きの調整、クレセント錠の調整をする方法を掲載しています。
サッシの窓も長年使っていると、調整がずれ微妙に閉まりが悪くなってきますが、プラスドライバ1本で簡単に調整できます。
本ページで説明しているのは、新日軽製品(現LIXIL)です。
窓を取外す順番
網戸→窓の順に外しますが、窓は外す箇所によって屋外側から外す物と屋内側から外す物があります。
<窓を屋外側から外す箇所>
1階に付けられた窓で格子のない窓、2階以上に付けられた窓でベランダ等(外から作業ができる十分なスペースがある。)に面している窓は、屋外側の窓を外してから屋内側の窓を外します。
<窓を屋内側から外す箇所>
1階に付けられた格子の有る窓、2階以上に付けられた窓で屋外側から取外しの作業が出来ない窓は、屋内側の窓を外してから屋外側の窓を外します。
網戸の取外し
窓の網戸取外し
格子のある窓の網戸は、屋内側に外しにくい時には、屋外側格子の下側、或いは横側から抜くことが出来る様になっていました。
網戸の上、左右2か所に有る赤矢印のプラスネジを緩め(外す必要はありません。)外れ防止用のストッパーを黄色矢印方向に下げます。
網戸の縦フレーム両側を持ち網戸を上に上げてから網戸の下側を屋外側に出し下げると外れます。
勝手口扉の網戸取外し
網戸付き扉格子有の網戸の取外し方法です。
窓をスライドさせ全開にします。
窓用のレール左右4か所にプラスネジが有りますので、これを外します。
このプラスネジです。
屋外側の格子桟を持って手前に引くと外れます。
製品によっては、上に持ち上げて手前に引くと外れる物も有る様です。
こんな感じで外れます。
網戸の傾き調整
右側に網戸を付けて使用する場合の調整方法です。
前述、取外しの時に下げたストッパーは下げたままで行います。
網戸の下側横フレームに調整用ネジ(赤矢印)が左右2箇所あります。
右上が空いている場合は、右側ネジを反時計廻り、左側ネジを時計廻りに廻すと調整できます。
右下が空いている場合は、先ほどと逆の廻りになります。
窓の取外し
屋内側の窓から外す場合は、左右の縦フレームを手で持ち上げ、下側を屋内側に引きながら下げると外すことができます。
屋外側の窓には、右側フレーム上部にストッパーがあります。
赤矢印プラスネジを緩め(外す必要はありません。)黄色矢印のストッパーを下げます。
縦フレーム両側を持ち窓を上に上げてから下側を屋外側に出し下げると外れます。(落とさない様、しっかり持って作業して下さい。)
屋内側の窓を後から屋外側に外す場合は、左右の縦フレームを手で持ち上げ、下側を屋外側に引きながら下げると外すことができます。
窓の傾き調整
閉めた時、左側になる窓で説明していますが、右側でも調整方法は同じです。
前述、取外しの時に下げたストッパーは下げたままで行います。
傾きが無いか手で押し確認します。(上下行います。)
フレームの下側に赤矢印の穴が左右2箇所あります。この穴の奥に調整用プラスネジがあります。
右側フレームの調整ネジを時計廻りに廻すと窓の右側が上に上がり、反時計廻りに廻すと下に下がります。
左側フレームの調整ネジも同様に調整することが出来ます。
クレセント錠の調整
窓の傾き調整を行った後に調整します。
上下の調整、赤矢印のプラスネジを緩め調整します。
左右の調整用、赤矢印のプラスネジを緩め調整します。
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