折戸の開閉修理
我が家の収納庫の扉は、クローゼットによく使われている折戸が使われています。
妻から「動きが悪いので一度みてぇ!」と言われていたのですが、放置していると遂に半開きで開閉できなくなりました。
折戸の取り外し
調整で直るかと思ってのですが・・・ダメです。
原因を調べるため折戸を取り外しました。
写真は上部ですが下部も同様の構造になっています。
赤矢印のボルトをスパナで上下共緩めます。
レールに沿って戸が動くようになります。
赤丸で囲んだ部品が、上部ピボットです。
この上部ピボットが上下に動きますので、扉を上に持ち上げると扉の下部がレールから外れます。
下部が外れた状態で扉を少し傾け下がると上部もレールから外れます。
折戸開閉不具合原因
取り外せば一目瞭然でした。
青矢印部品が上部ピボットです。
赤矢印の部品が案内ランナーです。
白い部分が割れている・・・これが原因です。
近所のホームセンターで部品を探したところクロゼットの部品を置いているコーナーで写真の「ガイド」と言うほぼ同じ部品を入手しました。
(ヤスリによる若干の加工が必要でした)
案内ランナー交換
部品を外すのに写真でも判るように悪戦苦闘しました。
外れないため金具の部分をウォータープライヤーで引き抜きましたが、あとにプラスチックの部品が残り、これが外れませんでした。
プラスチックの部品より一回りサイズの小さい電気ドリルでプラスチック部品の内側を削り外しました。
新しい案内ランナーの回転部分がレールのサイズより若干太いためヤスリで丁寧に削りました。
元の穴に、はめ込み交換は完了です。
折戸修理完了
折戸は取り外した逆の手順でレールに、はめ込み軸側を固定して完成です。
驚くほどスムーズに開閉できるようなりました!
もっと早く修理すればと反省しています。
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