トイレ換気扇取り付け
換気扇の無かった1階のトイレに換気扇を新たに設置しました。
換気扇は、National製パイプファンFY-08PPR7です。
この製品は、自動運転形で人感センサーによりパネル式高気密シャッターが動作し換気してくれるものです。
注意事項
ホールソーによる穴あけ作業は、危険を伴う作業ですので、作業をする場合は十分な安全対策をして怪我をしないようにしてください。
ネジ・釘の打ち位置探し
換気扇は窓の上部に設置する事にしました。
窓の上部に電気のコンセントは、ありませんのでトイレ内の電気コンセントから壁の中を引っ張り接続する事にしました。
換気扇取り付け予定位置
電気を取るコンセント
材料と工具
換気扇本体、換気扇ガラリ、100φ塩ビパイプ、電源コード、シリコンコーキング、釘等、ホールソー、電動ドリル、ドライバー、カッター、脚立等
ホールソーはオークションで購入しました。(送料込み2,600円)
穴あけ
内壁からの穴
内壁から外壁へのガイド用穴
外壁からの穴
穴はホルソー(外径 114mmカップ)で内壁から空けます。
壁の中の桟をしっかり探り換気扇添付の資料に従いセンター位置を墨だしします。
(桟の探り方は、壁紙修理を参考にしてください。)
内壁の穴が空いたら断熱材をどけ外側から穴を空けるガイド用の小穴を空けます。
内壁のセンターより気持ち(5mm程度)下に空けます。
外側から先ほど空けたガイドを利用してホルソーで穴を空けます。
そのまま空けようとすると外壁は大変硬いので、ホルソーが噛んでドリルが飛ばされますので、まずは、ドリルを逆回転させて壁に傷を付けます。
ある程度削れてから、ドリルをしっかり持ち直し正回転させれば簡単に穴が空きます。
電源配線
電源コードは、換気扇用穴から左側壁の中を通し既設電気コンセントに接続します。
(電気コンセント交換を参照して下さい。)
電気コンセント外してビックリ!湿気のため錆びています。(勿論、交換しました・・・)
電気コンセント裏側の分岐端子に、電源コードを接続しました。
購入した換気扇は電源プラグ付でしたので、これを切断してハンダ付けしました。
内壁貫通口から電源コードを通したところ
電気コンセントから電源コードを引き出したところ
換気扇電源にハンダ付け
絶縁テープで絶縁
補強と配管
換気扇を固定するために壁内に木桟を入れ釘で固定します。
塩ビパイプ(VP100)を壁の厚みでカットしますが、内穴と外穴の傾きを考慮して若干斜めに切断します。
壁とパイプの隙間に、シリコンコーキングを注入し隙間を埋めます。(内壁、外壁とも)
外側からガラリを差込、周辺にシリコンコーキングを注入し隙間を埋め固定します。
補強の木桟を取り付け
塩ビパイプを取り付けたところ
塩ビパイプを取り付けたところ
換気用ガラリを取り付けたところ
換気扇本体取り付け
先ほど設置した補強用木桟に付属の木ネジで本体を固定します。
ルーバーを本体上から被せるようにして押し込めばパチンとハマります。
動作確認して、完成です。
動作音も静かで、バッチリです!
換気扇本体固定
換気扇動作試験中