人口木材フェンス設置
我が家の庭の前には燐家の勝手口があります。
勝手口と言っても殆ど利用されておらず庭木が目隠しとなり気にはならなかったのですが、庭木の手入れが大変になってきたので整理することにしました。
庭木を伐採すると目隠しが無くなるため、フェンスを設置することにしました。
今までは、木材のルーバーラティスを使っていましたが、これも経年変化による劣化を押さえるための再塗装などが手間でした。
今回は、人口木材を使いメンテナンスの負担を軽減する事にしDIYでフェンスを設置しました。
人口木材フェンス設置検討図
私は検討する際に概ねの検討図をメモ用紙に鉛筆で書きます。
それを画像にして掲載しようと思っていたのですが・・・あまりにも汚いので画像ソフトで作成したものを掲載しています。
この図から材料の数量算出、穴あけ位置などを施工していますが、穴あけは現場で合わせ修正し決めています。(上図は修正したもの)
人口木材フェンス材料購入
リビングから庭を見た時に少しでも明るく見えるよう白色の人工木を使う事にしました。
近隣のホームセンターには思うものが無くネット販売していた「エコウッド」さんの楽天店から購入しました。
大型荷物となる為、平日受取日指定とし、注文から1週間で商品を受け取りました。
購入した人口木材
段ボールに包まれた状態で受取ました。
先に、エコウッドさんからメールで保管についての注意「商品はエクステリア商品ですので雨に濡れても差し支えはございませんが、保管時に段ボール梱包に入れた状態で雨に濡れると段ボールがこびりついて変色することがございます。」があり段ボールから取り出しました。
ブルーシートで養生し保管することとしました。
- 人工木フェンス専用ポスト 2000ホワイト×5本
- 人工木ポスト補強用芯材1980×5本
- エコウッド人工木材NEW(100×11mm)ホワイト1800mm×30枚
- ステンレス製カラービス(ホワイト)4.5×35mm(30本入り)×6袋
納入品の中に別途、フェンス用の10mmスペーサが付属したいました。
購入金額、送料税込57,780円でした。(楽天ポイントが別途付きます)
購入した支柱固定金具等
支柱を既設のフェンス基礎を利用して建柱する為の固定金具等を近くのホームセンターで購入しました。
購入金額は税込み4,358円でした。
- 2x4(ツーバイ)サポート Lアングル型 黒塗装 24A‐2‐BK×10本
- 補強金物 2x4(ツーバイ)サポート 専用タッピングビス 頭黒塗装 4.0x12mm(28本入り)×1袋
- ハードエッジドライブHDP545S(110本入り)×1ケース(プラグ不要タイプ)
(30本ほどで良いのですがバラで買うよりケースの方が安かった)
庭木伐根
伐根する2本の木の枝を切り落としました。
根の周りの土を掘り起こし、別の場所にブルーシートを敷いて移しました。
土を掘っては根切りの繰り返し・・・流石にしっかり根付いていました。
この作業は思っていた以上に大変で2本伐採するのに1日半掛かりました。
抜いた木は、1m以内の大きさに切断し燃えるゴミの日に回収して貰いました。
不要となった土は不燃ゴミで処分しました。(市役所確認済み、自治体によっては駄目だそうです)
人口木材フェンス支柱基礎工事
庭木を伐根した跡地が平になるように土を戻し整地し、その上に防草シートを貼りました。
敷石を敷き既設フェンスのコンクリートブロック上面が水平がとれているのを確認しました。
植栽の土が崩れないように置き石をしました。
コンクリートブロックにフェンス柱の位置目印をマスキングテープで付け、フェンスの根本になる部分に平な石を5箇所、置き埋めしました。
既設コンクリートブロックの上面から200mmとしました。
人口木材フェンス加工
フェンス柱の加工
建柱時にコンクリートブロックの上面と位置合わせする為の目印として、底面から200mmのラインにマスキングテープを貼り付けました。
専用タッピングビス用の導き穴を3.8mmの鉄鋼用ドリルで空けました。(ドリル刃は鉄工用を使った方が簡単に穴が空きました)
コンクリートブロックに固定する金具(2x4サポート Lアングル)を専用タッピングビスで片側だけ取付けました。
柱の中に見えているのが補強用芯材です。(この作業で固定されるので、先端キャップを押し出さない様にします)
フェンス柱の頭部キャップは、取れやすいのでセメダイン社のスーパーX(手持ち)で接着しました。
フェンス板部の加工
固定用のネジ穴を3.8mm鉄鋼用ドリルで予め空けました。
1枚ごとに採寸して穴を空けるのは手間なので、型紙を作り作業をしました。
この穴を空けておくと、実際にフェンス柱に固定した際に、ネジの頭が揃い見場が良くなります。
フェンス柱補強材制作
設置するフェンスは、コンクリートブロックの上面から1.8m上に出るため強風時の対策としてフェンス柱を補強する事にしました。
補強は柱を別途建てて行うのが推奨されているのですが新しく建てるフェンス柱と既設のフェンスを接続し、補強することにしました。
2×4材を切断、穴あけ後、塗装し補強材を制作しました。
人口木材フェンス建柱
既設コンクリートブロックにマスキングテープで建柱位置を印しています。
倒れない様、既設フェンスにロープで仮固定し、垂直を下げ振り錘で出した後、ロープを締め直し動かないようにしました。
この1本めが全ての基準となりますので、慎重に位置を決めました。
建柱する5本の柱にはマスキングテープで高さの目印を付けてあります。
このマスキングテープの目印をコンクリートブロックの上面に高さを合わせました。
コンクリートブロックに取付け穴を空けるための印をオートポンチで付け、一旦、柱を外しました。
オートポンチで付けた印にハンマードリルで穴を空けました。(4.3mmコンクリートドリル刃)
ハンマードリルでの穴空けは、最初はハンマーでなく通常ドリル位置で軽く穴を空けました。(こうすると穴の位置のズレが少なくなります)
軽く空けた後、ハンマーにし必要深さまで穴を空けました。
空けた穴に残ったコンクリート塵をエアーダストで除去しました。
再度、柱の位置を合わせコンクリートブロック用のネジで手締め(インパクトなどで締めるとコンクリートブロック側のネジ山を壊す恐れがある)で固定しました。
既設フェンスに制作したフェンス柱補強材を被せる様に設置しました。
柱と既設フェンスの隙間には硬質ゴムを挟んでいます。
最初の柱を基準に、間隔を取り同様に残り4本の柱を建てました。
間隔は900mmが基本ですが、左側端面で調整出来る様に間隔を変えてあります。
人口木材フェンス板取付
柱の頂部から2cmに水平にマスキングテープを貼り柱の真ん中に目印を付けました。
柱の頂部から2cm開け、最初の板を取り付けます。
板の中間に予め空けたネジ穴の位置が柱の中心になる様にし、ドリルで柱側にもネジ導き穴(3.8mm)を空けました。
1本だけ化粧ビスで固定し、水準器で水平を確認しました。(赤色①)
フェンス板左側の端面を柱の中心線上になるようにし、化粧ビスで固定しました。(赤色②)
同様に板右側も固定しました。(赤色③)
残り3箇所も化粧ビスで固定しました、この板が全ての板の基準になります。
付属のスペーサを使い、端面を揃えながら下方向に14枚、固定しました。
左側面も同様に固定しました。
フェンス板張りの所要時間は、3時間ほどでした。
人口木材フェンス板取付完了です。
庭が明るい感じになり広がって見えいい感じです。
裏側もいい感じ、視線も十分、遮られています。