システムキッチン扉の修理
システムキッチンは、家を建てた時の物で、21年家族の食卓を支えていますが、流石に、長年使用の傷みもあり扉の剥がれが目立ってきましたので補修を行いました。
当初は、浮き上がっている部分を削りコーキング材を補填し、木目シートを貼り補修する予定でしたが、実際に作業すると、思った以上に傷みが酷く扉を切断し他の木材で補強を行い修理しました。
扉の状況
洗い物を一時的に置く場所の下の扉です。
長年に渡り洗い物の水が、僅かに垂れるため徐々に傷んだものと思われます。
扉の下側も同様にめくれています。
扉の取外し
丁番、赤矢印のプラスネジ(上下2か所)を緩めると扉は外れます。
丁番は、作業に邪魔なので青矢印、プラスネジを外し丁番も外しておきます。
取っ手の取外し
取っ手も作業に邪魔なので取り外します。
赤矢印、プラスネジを外し、取り外しました。
扉の補修
傷んでいる部分を削りましたが、ボロボロです。
コーキングでの補修を残念しました。
電動ノコで扉の傷んでいる部分を切断しました。(赤線で切断、扉の上下共)
扉の厚みとほぼ同じ厚みの木板(1×4材)を切断した部分に木ネジで固定しました。
隙間はコーキング材を補填し、木目シートの接着が良い様に平らにサンダーで全体を研磨しました。
木目シートを貼らない部分は、水濡れによる傷みを軽減させるためウレタンニスを塗りました。
木目シートを探すため剥がれていた扉の表面を持って、ホームセンターで探しました。
木目シートは、水濡れによる傷みを軽減させるため扉の折り返し部分まで貼り取っ手を付けました。
完成
丁番を取付、元の位置に付けました。
右が補修した扉です。(左は既設の扉です。)
継ぎ足した木材の継ぎ目も分からず綺麗に仕上がりました。
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