カーポート屋根桟の修理

台風通過後に、家の外回りを点検していると、カーポートに黒いサッシ状の物が落ちていました。

上を見上げると、カーポートの屋根の桟が1箇所ありません。

このままにしておくと、強風等でアクリル板自体に被害を受けそうなので修理しました。

外れたカーポートの桟

外れたカーポートの桟

原因

カーポートの桟受け

桟が何故落下したかを確認すると、桟を受ける為の物が片方ありません。

カーポートの桟受け

本来は、次の写真の様なプラスチックの様な受物で挟まっています。

この受物が落ちていないか探しましたがありません?

台風の強風の為、経年劣化していた桟受けが破損し、どこかに飛ばされたか?

根本的原因は補強修理していてわかりました。(詳細は補強修理に記載)

補強修理

他の列の桟を見ると、ビスで固定されています。

今回は、これに習って、ステンレスのタップネジで固定することにしました。

カーポート外れた桟修理

カーポートの屋根の本体アングルに穴を空けます。

ドリルで穴を空ける際は、裏側に木片等を当て、アクリル板に傷を付けない様にします。

穴の大きさは、タップネジより一回り大きめにし、タップを切らないようします。(これを、やらずに共タップにすると桟がピッタリ固定できなくなることがあります。)

カーポート外れた桟修理

次に、外れた桟を一旦取り付け、タップを切るための穴の位置をマークします。

再度、桟を外し、タップ用の穴を空けました。

カーポート外れた桟修理

後は、桟を戻し、ステンレス製のタップビスで固定すれば完成です。

念の為に、ビス固定が無い列の桟の状況確認をしたところ、もう1箇所・・・ポロリと外れました。

プラスチック状の受物も、同様に片側がありません???

根本的原因が判りました!

このカーポートの屋根は、リフォーム時と外壁塗装時に足場を組む為、取り外しをしています。

多分、何方かの取り外し時に破損し、コーキング剤で誤魔化していたようです。

コーキングが劣化した為、外れやすくなった様です。

発見した場所も、同様にタップビス止めを行い修理を完了しました。


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