Umimileソープディスペンサー分解
「センサーは動作しているようだが、モーターが動かず泡が出てこない」と言うことで貰いました。(我が家には別メーカーの物があるのですが・・・)
持ち帰り清掃後、電池を入れ動作確認するとちゃんと動きます???
元の持ち主に、その旨を伝え返品しようとしたのですが「電池を抜き差ししても2~3日で動かなくなる」との事でした。
分解して原因を探る事にしました。(先に結論から言うと原因不明、我が家のソープディスペンサーと置き換え1週間動作確認しましたが問題ありませんでした)
以下、分解方法の話になります。
電池を取外します。
タンクを取外し下部の隙間に精密ドライバーを差し込みこじりました。
徐々にこじる箇所を上部に広げて行きました。
タンクより上の部分は、精密ドライバーでこじると跡が目立つのでプラスチック状の物を差し込みこじりました。
同じ方法で逆側も開いたのですが・・・ここから分離しません。
赤丸印の部分が両側共接着されていました。
仕方がないので少しずつ精密ドライバーを差し込み開きました。
赤丸印が接着跡です。
赤矢印プラスネジを外し基板を確認しましたが、汚損はありませんでした。
基板へのコネクタが若干歪んでいるのですが、シリコンで固められていました。
この状態で電池を挿入し、動作させコネクタに力を加えましたが異常はありませんでした。
上写真、青矢印のプラスネジ
下写真、赤矢印のプラスネジを外しモーター部を分離しました。
モーター部に接続されている赤矢印の管は、タンク部から来ています。
これを外しました。
青矢印の管は、吹き出し口へ繋がっています。
赤矢印プラスネジを外しモーターのポンプ部を確認しました。
モーター側です。
清掃しましたが特につまり等はありませんでした。(ここがつまると石鹸が泡状にならなくなります)
吹出口側も同様に清掃しましたが異常はありませんでした。
吹出口の確認をするため赤矢印のインシュロックを切断しました。
吹出口の確認(水通しと空気の吹込み)をしましたが異常はありませんでした。
結局、不具合の原因はわかりませんでした。
新しくインシュロックで管を固定し、分解と逆の手順で組み立て直しました。
接着部分は、セメンダイスーパーXで接着し直しました。
接着分をこじる際に片面にこじり跡が残りました。
白色のシリコンで埋めてもいいのですが・・・
再度、動作確認しました。
念の為、1週間ほど実際に使って見ましたが問題ありません。
何だったんだろう???
Umimile充電式ソープディスペンサー(W2-DIS-X2)を清掃修理した情報を掲載しました。
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