アニマルバリア動物撃退器電池交換

動物撃退器 超音波 ソーラー式

果てない猫との戦い・・・我が家に導入されたのは「動物撃退器 超音波 ソーラー式」と言う撃退器なのですが・・・使用を始めてほぼ1年、使い始めた頃は、1週間に1度程度の充電で良かったのですが、3日程しか持たなくなりました。

我が家の駐車場は、家の北側にありソーラー充電は当初から期待薄です。

元々、駐車場に、糞をされたり止めた車の屋根に登りベッタリと足跡を付けられたりしたため、設置しそれなりに効果があったのですが、春になり、また猫被害が・・・と言うことで、撃退器が故障したのか、電池が駄目になったのかを調べました。

動物撃退器分解

この装置は、電池交換し易い様に作られています。

アニマルバリア電池交換

裏側、プラスねじ4本を外します。

アニマルバリア電池交換

Nicd電池800mAhが3本入っています。

防水用のゴムパッキンもちゃんとあります!

現状確認測定

装置の説明書によると、充電を開始すると赤色の点滅が始まり、完了すると赤色点灯になる様なことが書かれています。

アニマルバリア電池交換

現状では、USB電源に繋ぐと、直ぐに赤色点灯になります?

最初にUSB電源を繋がない状態で両端の電圧を計りました。

2.1V・・・放電状態です。

この状態でUSB電源を繋ぎ両端電圧を時間経過で測りました。

3.2V赤色点滅・・・10分後赤色点灯4.14V・・・1時間後4.28V・・・2時間後4.4Vで電圧変化はなくなりました。

電流について測定すると、85mA赤色点滅・・・10分後赤色点灯60mAで、以降はほとんど変化しませんでした。

Nicd電池の充電終止電圧:1.4V×3=4.2V

Nicd電池の充電終止電流:800mA÷10C=80mA

測定値から考えると、装置側の充電機能は正常に動作しており充電電池が駄目になっている様です。

電池交換

アニマルバリア電池交換

装置側が故障している場合は、高価な充電電池を購入しても無駄になるため100円均一の充電電池を購入しました。

3本で324円、しかも容量が1,300mAあります。

電池交換後測定

アニマルバリア電池交換

電池を交換し、動作しなくなるまで使ってから同様の試験を行いました。

USB電源を繋がない状態で両端の電圧を計りました。

2.3V・・・放電状態です。

この状態でUSB電源を繋ぎ両端電圧を時間経過で測りました。

3.8V赤色点滅・・・1時間後赤色点灯4.16Vで電圧変化はなくなりました。

電流について測定すると、200mA赤色点滅・・・1時間後赤色点灯76mAで、以降はほとんど変化しませんでした。

消費電流を測ると待機中は、約7mA、動作すると27mA~34mAでした。

結果

電池の性能劣化が原因でした。

電池交換した状態での充電は、説明書に書かれている様な動作となりました。

実際にソーラー充電が追いつかず放電して動作停止しても約1時間ほどで充電が完了するようになりました。

また、駐車場に設置したところ12日間動作を続けました。

単純に動作時間を待機電流で計算すると1300mA÷7mA=約8日弱なのでソーラー充電も機能していることが判りました。

撃退開始です!


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