PanasonicテレビTH-37PX600分解
2006年製Panasonic プラズマテレビTH-37PX600を分解清掃しました。
リビングでメインテレビとして活躍していたフルハイビジョンのプラズマテレビですが、流石に何時故障してもおかしくない。
昨年、4K液晶テレビを購入したので寝室へ引っ越し・・・問題なく使えていたのですが、突如電源ランプが赤点滅し映らなくなりました。(この時、赤ランプの点滅回数を数えれば障害箇所がわかったのですが)
電源コンセントを抜き10分ほど放置し再度コンセントを挿し電源を入れると復旧しました。
寿命か・・・でもまだ映ってる・・・プラズマテレビの故障でよく言われている埃による放熱不良、コンデンサの劣化を確認しました。
TH-37PX600分解
プラズマテレビは兎に角重い、スタンド台を外しては大変と思っていたのですがスタンド台は外す必要はありませんでした。
分解する前に電源コンセントなどケーブル類を全て外しました。
裏蓋を外します。
ネジは三種類、数は多いですが裏蓋にネジ毎に違う刻印があるので見分けは簡単です。
こんな感じで分解完了です。
TH-37PX600清掃
裏蓋を開けてビックリ!
裏蓋の通気口から掃除機で清掃を定期的に行っていたので、こんなに埃が付いているとは思いませんでした。
冷却ファンは2種類、赤矢印が80✕80✕25mm、青矢印が60✕60✕25mmです。
冷却ファンと裏蓋の隙間を埋めるためと思われるスポンジはボロボロです。
部屋の中での清掃ですので、掃除機と刷毛で清掃しました。
赤矢印はスピーカー部ですが、写真の様にずらし清掃しました。
清掃後、コンデンサの膨らみ、液漏れを確認しましたが、目視では特に問題のありそうなコンデンサなどはありませんでした。
赤矢印コンデンサは、この機種で良く膨らんでいたと言う電源部の220V 1400μF 105℃コンデンサです。
ファン清掃と補修
冷却ファンは掃除機で清掃するとスポンジ部が取れてしまいました。
本体から外し補修をしました。
スポンジが外れた跡のテープ残りを除去しました。
ドライヤーで熱しアクリル板の端を使い剥がしました。
残った糊はパーツクリーナー(プラスチック対応品)で除去しました。
80✕80✕25mm冷却ファン、Nidec製D08A-12BL DC12V0.06A
60✕60✕25mm冷却ファン、NMB-MAT 2410RL-04W-S29 DC12V 0.10A
戸当りテープの余りがあったので、コレを流用しました。
こんな感じで、貼り付けました。
実際に取付、裏蓋との隙間を見て、三重に重ねました。
清掃完了
清掃完了です。
分解した逆の手順で組立直しました。
1時間ほど視聴しエラーが無いことを確認しました。
1ヶ月ほど経ちますがエラー表示もなく問題なく使えています。
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