Bluetooth イヤホンZNT AirFits I ケース電池交換
2018年8月に購入した「Bluetooth イヤホンZNT AirFits I」週に4日、1日1時間程使っていましたが・・・充電ケースへの充電が持たなくなりました。
別のBluetooth イヤホンが有ったので、いつか修理するつもりで放置していました。
実質、2年で電池が駄目になった事になります。
イヤホンを使っていない時も、時々自己放電分を補充する為に充電する仕組みの為、当初の想定でも2年ぐらいの持ちと思っていました。
充電ケース側の内蔵電池を交換し、そこそこ使える様になったので、その情報を掲載します。
ZNT AirFits Iバッテリー仕様
内蔵バッテリー容量:充電ケース500mAh、イヤホン55mAh
内蔵バッテリー種類:リチウムポリマー
連続使用時間(音楽再生):最大3~3.5時間
症状と修理判断
USB電源を充電ケースに繋ぎ充電すると、約40分程で充電は完了します。(正常は、2時間~3時間)
Bluetooth接続しイヤホンとしては、連続約2時間40分程使えます。
イヤホンを1時間ほど使って、充電ケースに戻し充電をするのですが・・・3回程繰り返すと電池切れとなります。
以上のことから、充電ケース側の電池容量の低下と判断しました。
なお、イヤホン側電池も容量低下が認められますが、使用時間的には、まだ使えると判断しました。
充電ケース分解
充電ケース下部、赤矢印の隙間に精密ドライバーマイナスを差し込み上側のカバーを少し持ち上げる様にして隙間を作ります。
こんな感じで外れるのですが、微妙に外れません???
少しずつ隙間を広げると・・・赤矢印、白色スポンジ状の両面テープ?で接着されていました。
赤丸は、充電ケース固定用の引っ掛けです。
電池をショートしないように、カッターナイフの刃先を入れ白色の部分を切り離しました。
白いスポンジ状の物を剥し、リチウム電池の容量等を再確認しました。
容量は仕様のとおり500mAh、サイズは502439とあり厚み5mm×24mm×39mmになります。
厚み5mm・・・倍くらいに膨らんでいます。
現状電池電流特性測定
見た目に駄目なので、必要ないのですが・・・
アース側(黒線)を切断し、電流計を接続し測定しました。
瞬間、320mA流れた後、120mA程度になり約5分で70mA・・・約30分で充電停止になりました。
容量は100mAh以下だと推測しました。
リチウムイオン電池購入
同じ物がないため電圧、容量とサイズ、価格を勘案しAmazonで送料を含め806円で購入しました。
工作用リチウムイオン充電池 3.7V 約600mA 約37×約23.0mm×厚約6mm 1個入 <kei-719>
信頼性はちょっと不安ですが・・・(今のところ、フル充電しても大きな発熱もなく容量も問題なさそうです)
購入電池電流特性測定
充電開始直後は約310mAでした。10分後180mA、20分後140mA、30分後110mA以後徐々に下がり1時間40分で電流が流れなくなり充電ケースの表示も充電完了となりました。
リチウムイオン電池は、70%程度の充電状態で出荷されることを考えると良さそうです。
電池の取付とケース組立
リチウムイオン電池のリード線を半田付けしました。
超強力磁石が+端子近くにあり半田コテが吸付られるため写真赤矢印の様に磁石にボルトを引っ付かせ磁力を緩和して半田付けしました。
外した底蓋に3Mの超強力両面テープを貼り付けました。
超強力両面テープにリチウムイオン電池を貼り付けました。
充電ケース本体に底板を嵌め込み作業を完了しました。
実際の使用状況
本体の表示ランプが青色点灯(満充電)になるまで充電、1日1時間10分ほどのウォーキングに使用し、イヤホンは充電ケースで充電、6日繰り返した処、本体の充電ランプが青色点滅1回となりました。
私の記憶だと、購入直後とほぼ同じ状況になっていると思います。
これで、2年ほど使えそうですが・・・次はイヤホン側の内蔵電池も駄目になりそうです。(これは電池の入手が難しそう・・・)
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