パナソニック製DVDレコーダーDMR-XP12リモコン修理
パナソニック製HDD搭載ハイビジョンDVDレコーダー DMR-XP12付属リモコン(N20AYB000186)の調子が悪くなり我流で修理をしました。
DVDレコーダー自体が相当古い製品ですが本体は問題なく動作しています。
不具合症状
リモコンの蓋を開けチャンネルを切り替えようとするのですが意図しない動作をします。
どうやら蓋を閉めた状態の時に、何らかのスイッチをONにしている機械的な部分が戻らずONの状態を保持しているようです。
(黄色矢印の突起で赤矢印部分を押す仕組)
DMR-XP12付属リモコン分解
裏蓋を外し電池を抜きます。
裏側の固定ネジ6本を外し
前パネルと裏パネルを分離します。
電池ホルダー内の両側の端子は中のプリント基板に付いているので分離する時は端子が中に入って行くようにします。
車の内貼り等を外すオレンジ色の工具を、赤外線側から差し込み傷を付けない様に隙間を作ります。(オレンジの工具の代わりに不要になったプラスチックカードなどが使えます。
さらに、工具を側面に移動します。
このままスライドしていくと赤矢印のかみ合わせが外れます。
こんな感じで分離出来ました。
こうなれば、嵌っているだけなので、前パネル、プリント基板、裏パネルに簡単に分離出来ます。
DMR-XP12付属リモコン修理
写真赤矢印が問題部分です。
当初、接触部分の汚れによるものと思い清掃して確認しましたが、1週間程で再発しました。
シリコンゴムの反発による戻りを良くするため穴を一回り大きくすることにしました。(万が一駄目でも、突起が押し込んで接触させているので問題ないと判断しました。)
工具でパネルの内側から外側にほんの少しだけ穴を広げます。
グリグリと広げ、ヤスリで毛羽を取りました。
修理完了
逆の手順で組立、試験を行いました。
良好です!
その後、症状の再発はありません。
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