掛け時計ムーブメント交換修理
娘が置いて行った掛け時計、時々電池交換をすれば大きく狂うこともなく動いていたのですが、電池を交換しても大きく時刻がづれる様になりました。
実家で使っていない掛け時計のムーブメントを移植することにしました。
ムーブメント自体は、比較的安価に販売されているので移植より静音タイプと交換するのがお勧めです。
掛け時計分解 その1
直したい掛け時計を分解しムーブメントを取り出します。
裏面、赤色矢印プラスネジを外します。
本来、4か所で固定されている様ですが青色矢印の箇所は欠損してありませんでした。
カバー、ガラス面が外れるので、針を上方向に抜きます。
針を外した状態です。
赤色矢印の円形ナットを外します。
ムーブメントを上側に抜き取ります。
掛け時計分解 その2
実家で使わなくなった掛け時計です。
ムーブメントを分解し取り出します。
赤色矢印の箇所で爪固定されていたので、マイナスドライバーで外しました。
前面、透明カバーが外れます。
針を上に抜きます。
針が外れた状態です。
ムーブメントは、赤色矢印の箇所で爪で固定されていたのでマイナスドライバーで外しました。
こんな感じに外れます。
ムーブメント交換
今回の時計は、ムーブメントの固定方法が異なる為、同じ方法で固定できませんでした。
この為、ムーブメントを超強力両面テープで固定し交換しました。
掛け時計組立
移植する針の色が文字版と合わない為、つや消し黒色で塗装しました。
時計の針は、時刻合わせ時間前の0分0秒(写真だと11時丁度)で嵌め込みます。
文字盤等を固定する部材が欠損していたので端切れ板で制作しました。
見える箇所ではないので、ざっくり・・・
文字盤は、12が真上になるように固定します。
赤色矢印、制作した固定材です。
2週間ほど様子を見ていますが時間表示に大きなずれはありません。
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