ラパン(HE21S)ドアミラー自動格納装置取付け
ラパン(HE21S)のドアミラーをドアロック、ACC連動で自動開閉化できるユニットを取り付けた情報を掲載しています。
ラパン(HE21S)は電動ミラーの格納スイッチがハンドル右下にありドアの内貼りを外す必要がなく比較的簡単でした。
今回、購入した製品は、パーソナルCARパーツのドアミラー自動格納装置TYPE-Eです。
購入費:送料込みで\1,680円
パーソナルCARパーツのHPには、車種別接続図が掲載されています。
ドアーミラー自動格納装置取付け準備
ミラーコントローラの配線を2本切断する必要があります。
元に簡単に戻せるように、ギボシで接続することにしました。
事前に装置側配線をギボシ処理しました。
ドアミラー自動格納装置とラパン(HE21S)各部との結線図
格納時+12V | ドアミラースイッチコネクター側(DSW+) |
黄色線 | ギボシ雄 |
ミラーモーター側(DMT+) | 緑色線 | ギボシ雌 | |
展開時+12V | ドアミラースイッチコネクター側(DSW-) |
青色線 | ギボシ雄 |
ミラーモーター側 (DMT-) | 茶色線 | ギボシ雌 |
コネクタ配線のポイントは、ギボシ端子は圧着後、線を引っ張り抜けないかを確認します。
装置付属の説明書にある「取付け手順に従い、要所要所で試験しながら取り付けてください。
半田付けをする時は、シート等を保護し、焼き跡を付けないようにしてください。
ドアミラースイッチ取り外し
作業前に、バッテリーのマイナス側を外しておくことを、お勧めします。
カバー等に傷を付けないよう十分注意して作業をします。
ドアミラースイッチパネルを外します。
パネル向かって下側の隙間にマイナスドライバー(ビニルテープ等で傷防止)を差し込み外します。
ドアミラースイッチコネクター配線
赤矢印を押しながら引っ張るとコネクターが外れます。
赤色線を切断した時、スイッチ側がDSW+、逆側がDMT+です。
白色線を切断した時、スイッチ側がDSW-、逆側がDMT-です。
白色線黒単線がACCです。
黒色線がアースです。
早速、配線を接続しようとしたのですが、コネクタがパネルの前に余り出てきません。
このままでは、ギボシを付けれませんので、結局パネルを外しました。
下側に内貼りはがし(オレンジ色)を差し込みひねって浮かすと簡単に外れます。
パネルを外すと、ここまで、コネクタが出て来ました。
これだけ出れば十分です。
赤色線、白色線の2本を切断します。(ギボシのカバーより長く)
コネクター側に雌ギボシ、ドアミラーモーター側(逆側)に雄ギボシを付け自動格納装置のギボシに接続します。(結線図参照)
白色線黒単線は、切断せず被覆をカッターナイフで剥きます。(左写真、赤矢印)
自動格納装置のACC線(赤色線)を接続します。(右写真、赤丸)絶縁テープを巻いて保護します。
黒色線も同様に自動格納装置のアース(黒色線)に接続します。
ドアロックアクチュエータ電源接続
ハンドル下右側にあるコネクタに接続します。カバーを外さなくても手を下から入れて外せますが、作業がし易いようにハンドル下のカバーを外します。
右ハンドル下赤矢印のプラスネジを外します。
右下カバーの固定ピン(赤矢印)を外し緩めておきます。
ピンは中央を押し込むと外れます。
ヒューズカバーを外し指を差し込み下に引っ張るようにするとカバーが外れます。
外すと、こんな感じです。
赤矢印が目指す白色コネクタです。
赤矢印のコネクタを外します。
赤矢印、赤色青単線がドアロックアクチュエータ電源線です。
先程と同様にカッターナイフで被覆を剥き接続し、絶縁テープで絶縁しました。
赤矢印、白色赤単線が常時電源線です。同様の接続をしました。
最終動作試験
バッテリーを接続します。
ドアを閉め、エンジンを始動します。この状態で、従来とおりドアミラースイッチで格納、展開することを確認します。
確認が終わればドアミラースイッチを展開の位置にし、エンジンを切ります。
車から降りドアを閉め、リモコンキーでドアにロックを掛けるとミラーが格納することを確認します。
OKならば、車に乗りドアを閉めエンジンキーをACCの位置にするとミラーが展開すればOKです。
後は、逆の手順でカバー等を元に戻せば完了です。(所要時間:車での作業は約1時間)
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