ラパン(HE21S)間欠ワイパー時間調整機能追加
ラパン(HE21S)の間欠ワイパーの時間を調整できるようにした情報を掲載しています。
ラパン(HE21S)には標準で間欠ワイパー機能がありますが、時間の調整ができません。
小雨の時などにはちょっと早過ぎて、ワイパー鳴りがする・・・。
前に妻のモコに間欠ワイパー時間調整機能を追加したのと同様に手持ち部品で間欠時間を可変調整できるようにしました。
コラムカバーの取外し
ワイパースイッチの下に時間調整するツマミを付けます。
右下カバーの固定ピン(赤矢印)を外し緩めておきます。
ピンは中央を押し込むと外れます。
右ハンドル下赤矢印のプラスネジを外します。
ヒューズカバーを外し指を差し込み下に引っ張るようにするとカバーが外れます。
ハンドル真下のプラスネジを外し、このカバーを外します。
カバーを外すと、さらにプラスネジが現れますので、これを外します。
ハンドル左側下のプラスネジを外します。
ハンドルを右に切ると赤矢印プラスネジが現れますので外します。
左側も同様に外します。
シフトレバー、ワイパースイッチ、方向指示レバーを一番下の位置にして、計器パネル等に傷を付けないよう注意しながら上側カバーを外します。
上側カバーが外れると下側カバー(コラムカバー)は比較的簡単に外れます。
ワイパースイッチ取外し
赤矢印を押し下に引くと配線コネクタが外れます。
ワイパースイッチ本体を赤矢印の部分を押して青矢印方向に引き抜くと外れます。
外した状態です。
外したワイパースイッチです。
ワイパースイッチ加工
半透明のカバーを外し、基板上に有る赤矢印の抵抗を取り除き可変抵抗器と交換します。
この抵抗値を増やすと間欠時間が長くなります。
ここに、可変抵抗器を直接つけることは出来ませんので、配線を半田付けします。
抵抗上にある243とは、24×10の3乗・・・24kΩを表しています。(間欠時間は約4秒)
間欠時間調整用部品取付
先人の知恵に従い回路図の様に組立ました。
ワイパースイッチと可変抵抗器は取外しがし易い様ギボシ接続としました。
間欠時間調整用ツマミ取付
可変抵抗器等が他の部品に接触しない位置に、ドリルで取付用穴を空けました。
裏側に可変抵抗器を取付た後、ツマミを付けました。
分解した逆の手順で組み直します。
フロントガラスを水で濡らしてからワイパースイッチを間欠の位置にし、ツマミを回し間欠時間が変わるか確認して完成です。
(写真、ワイパースイッチ下のツマミ)
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