ラパン(HE21S)イグニッションキー用照明取付
ラパン(HE21S)のイグニッションキーの鍵穴が夜暗くなると分かりにくいためLED照明を取り付けた情報を掲載しています。
中古で購入したラパン(HE21S)ですが、イグニッションキーの鍵穴周りには何故か擦り傷が・・・娘からも「暗くなると鍵穴が・・・」と言うことでLED照明を付けました。
今回、購入したLED照明は、エーモン工業の「サイトビューLED」(1875)です。
購入費:\400円・・・ホームセンターで購入
イグニッションキー用照明取付準備
ドアを開けると点灯し、閉めると5秒程してから消灯するようにします。
電源は室内灯から取ることとしました。
手持ちの部品を使って製作しました。
コンデンサはパソコンのマザーボードから外した1500μF16V×3とダイオード10D1×1で製作しました。(以下、照明遅延消灯装置と言います。)
基板も過去の余り物です。
収納ケースは昔懐かしいフイルムケースです。
製作後、仮接続を行い試験をしました。電源を供給し点灯することを確認した後、アース側を外し、概ね、期待した5秒程で消灯したので良しとしました。
コラムカバーの取外し
配線が余り気にならない、コラムカバーに穴を空けるのは避けたい方は不要な作業です。
LEDはイグニッションキーの右上に付けます。
右下カバーの固定ピン(赤矢印)を外し緩めておきます。
ピンは中央を押し込むと外れます。
右ハンドル下赤矢印のプラスネジを外します。
ヒューズカバーを外し指を差し込み下に引っ張るようにするとカバーが外れます。
ハンドル真下のプラスネジを外し、このカバーを外します。
カバーを外すと、さらにプラスネジが現れますので、これを外します。
ハンドル左側下のプラスネジを外します。
ハンドルを右に切ると赤矢印プラスネジが現れますので外します。
左側も同様に外します。
シフトレバー、ワイパースイッチ、方向指示レバーを一番下の位置にして、計器パネル等に傷を付けないよう注意しながら上側カバーを外します。
上側カバーが外れると下側カバー(コラムカバー)は比較的簡単に外れます。
コラムカバー加工
ドリルで配線引き込み用の穴を空けます。
「サイトビューLED」を取付け位置は消毒用アルコールで清掃し、付属の両面テープで付けます。
電源接続様にギボシ端子を付けます。
照明遅延消灯装置取付
照明遅延消灯装置は、ハンドル下の配線にインシュロックで固定しました。
赤丸内です。
照明用電源配線
Aピラーのカバーを外します。
内貼りはがし(オレンジ色)を差し込みひねって浮かすと簡単に外れます。
白線赤単線が常時12Vです。(ショートするとヒューズが飛びます。)
黒線赤単線がドアを開いたときにアース(地気)となる線です。
バッテリーのアースを外して作業をするのが安全なのですが・・・養生テープで対策をして作業をしました。
被覆をカッターナイフで剥きます。
製作した照明遅延消灯装置からのアース線を接続します。
絶縁テープで絶縁します。
常時12V電源側も同様に処理しました。
エレクトロタップで分岐する方法もありますが、線径にあった物を使わないと接触不良、断線の原因となりますので注意が必要です。
最終動作試験
ドアを閉めLEDが消灯することを確認します。
ドアを開けLED照明を点灯させます。次に、ドアを閉め約5秒LED照明が点灯した後、消灯すればOKです。
後は、逆の手順で外したカバー等を元に戻し、再度、動作の確認をして完全に終了です。
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