SUBARUレガシィB4 ドア・スピーカー修理
レガシィB4(BE5)のカーオーディオの音がビビル・・・特に低音時に左側の音が気になる。
と、言うことでドアの内貼りを外し、原因を調べました。
結果的にはリア・スピーカーのエッジがボロボロでした。
リア・スピーカーを購入して交換するまでの応急補修をしましたが、結構調子良く音が鳴っているので、そのまま使っています。
1年ほど応急補修で良かったのですが、同症状になり交換しました。
スピーカー応急修理
リアドア内貼り外し
赤矢印3か所のネジ等を外せば内貼りを外すことが出来ます。
肘掛け部のメクラカバーをマイナスドライバーを隙間に差し込み外します。
プラスのネジが現れますので、これをプラスドライバーで外します。
ドアノブのカバーを内貼り外し工具で外します。
この状態でOKです!奥のプラスネジを外す必要は有りません。
ドアウィンドウスイッチを内貼り外し工具で外します。
裏側のコネクタを外します。
ドアウィンドウスイッチを外すと現れるプラスネジをプラスドライバで外します。
内貼り外し工具を隙間に差し入れ外します。
写真の様になれば手を差し入れバリバリと外し、上側に持ち上げる様にすれば完全に分離されます。
スピーカー仮補修
内貼りを外してスピーカーを確認するとエッジが破れています。(右側リアスピーカーは異常ありませんでした)
昔、JBLスピーカーのエッジ修理があったのを思い出しました。と言っても、鹿革だとかで修理すると、この手のスピーカーでは買う方が安い・・・
固定プラスネジ3本をプラスドライバで外し、さらに、裏面コネクタを外し仮補修しました。
仮補修方法は、木工用ボンドです。
水で硬めに薄め、絵の具筆で数回膜を作る様に塗布し乾かしました。
時間がないので、乾く前に車に取り付けましたが、確認試験は翌日行いました。
こんな大きな音で聞くのかと言うぐらいボリュームを上げましたが、ビビりません!
スピーカー交換
スピーカー購入
車の純正スピーカーからの交換ですので、値段が安く、それなりに音が鳴るスピーカーと言う事で、「ケンウッド(KENWOOD) 17cmカスタムフィットスピーカー KFC-RS173」を購入しました。
レガシィB4(BE5)の純正スピーカーは、クラリオン製16cmです。
ケンウッドの適合車種では×ですが・・・何とかなるだろうと購入しました。
マルチブラケットに穴あけ等の加工をすれば何とか付けれると思っていました。
スピーカー交換取付
リアドアパネル等の取外しは、上記をご覧ください。
完全にエッジが・・・
付属のマルチブラケットを加工しています。
結論から言うとマルチブラケットを加工してもダメでした。
マルチブラケットを加工し、リアドアに取付OK、スピーカー取付OK・・・リアドアの内貼りを取り付けようとすると、スピーカーのエッジにギリギリ・・・当たるか当たらないか・・・ダメです。
マルチブラケットの使用を諦めスピーカーを取り付ける為の板を作成することにしました。
MDFボードを100円ショップで2枚購入して来ました。
厚みが5mm、2枚合せで10mmで作成します。
純正のスピーカーで、ドアへの取付位置をボードに罫書いています。
MDFボードを二枚重ねにし、ドリルで穴をあけスピーカー用の穴をジグソーで切り抜きました。
二枚のMDFボードはボンドで接着しています。
本来なら、スピーカーのコードは付属の変換コードですんなり接続できるのですが・・・既設のコネクタが硬くて外れません・・・仕方なく切断しギボシ接続に変更しました。
自作ブラケットを、既設のネジでリアドアに固定しました。
付属の緩衝材を貼り付けてからスピーカーを取付ました。
ドアの内貼りに当たらない事を確認し、内貼りを元に戻し完成です!
サウンドは全然違います!メリハリがありいい感じです。
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