SUBARUレガシィB4オルタネーター交換修理
走行距離は比較的短いものの、流石に初年度登録から16年、アチラコチラにガタが来ているようです。
お気に入りの車なので、出来るだけ修理しながら乗りたいと思っています。
今回は、メーターにバッテリーマークが・・・エンジンがかかると消えるはずなのに消えません。
そろそろバッテリーの交換時期かなぁと安易に考えそのまま運転していると、いつの間にか消灯???
帰宅後、説明書を読むと「直ぐにディーラで点検・・・」いつもの修理屋さんに持ち込んで点検して貰うと「オルタネーターを交換・・・」リビルト品使用で見積もり約4万円・・・自分で交換しました。
オルタネーター購入
ネットで調べるとこの手の情報が多くありました。
レガシィB4は、オルタネーターの交換は比較的簡単です。
安くするなら中古品、これは当たりハズレがある様なのでパス、リビルト品・・・これも、いい加減なリビルト品がある様なので実績と評価、保証で販売店を絞り込みました。
レガシィB4のオルタネーターは、純正品の型番は、23700-AA440ですが、アンペアアップが出来る23700-AA521を購入することにしました。(販売店に確認、互換OK)
リビルト品の割にはちょっと金額高めですが送料税込で24,800円でした。
オルタネーター交換前の点検事項
リビルト品オルタネーターが送られて来た箱の中にペーパーがありました。
- バッテリー電圧・・・単体12.4V以上
- バッテリー比重・・・1.20~1.28
- バッテリー液・・・最高液面線
- バッテリーターミナルの腐食
- バッテリー~オルタネーターまでの配線劣化と腐食
- ベルトの魔耗、損傷、すべり
私の場合は、いつも修理屋さんで点検して貰っていたので問題なし
オルタネーター取り外し
作業前に、バッテリーのマイナス側を外します。(必ず実施)
赤矢印2本のボルトをラチェットで外し、手前側を持ち上げ黒色エンジンカバーを外します。
オルタネーターの配線を外します。
赤ゴムキャップをずらし接続端子のナットをメガネレンチで外しました。
隣にある薄緑色コネクタは、中央部分を押しながら外します。
黒い鉄製のベルトカバーを外します。
青矢印のボルト(オルタネーター固定用通しボルト)を緩めます。
赤矢印のボルトを外すとベルトカバーが外れます。
ベルトを外します。
青色のボルトを緩めて外しますが、その前に元に戻せるようマーキングを付けます。
上側ボルト:ベルトの張り調整用
下側ボルト:オルタネーター固定用
この位置にマジックインクでマークしました。
この時、指でベルトを押して張り具合の確認をしました。
下側ボルトを緩め、調整可能にします。
上側ボルトをドンドン緩め下側のボルトを最下部にします。
これでベルトを手前にずらし外します。
緩めておいた下側ボルトを外します。
赤色矢印通しボルトを緩めて、緑色矢印方向に抜きます。
この時、青色矢印のナット付き金具をエンジンルーム内に落下しないように注意が必要です。
固定用ボルトを外しましたが、固くて外れません。
傷を付けないように木片を当て金槌で叩きましたが駄目です・・・。
再度、ベルト調整用のボルトをオルタネーターに取付、調整用ボルトで締め上げると上に動き緩みました。
これで外れました!
新旧のオルタネーターです。
外したオルタネーターには、随分とカーボンが付着しています。
原因究明の為、分解したいのですが、今回は、外したオルタネーターを返品するのが条件・・・軽く清掃し返品用の箱に包装し返送しました。
オルタネーター取付
逆の手順で組み立て行くだけです。ボルト、端子の締め付けは確実に行い締め忘れの無い様に注意が必要です。
組み立てる前に、エンジンルームの清掃、外したコネクタの確認、端子の清掃を行い接点復活剤を塗布しました。
ベルトはマーキングした位置に合わせ張りを指で確認、外す前と同じ位なので良しとしました。
エンジンカバーを取り付ける前に、エンジンをかけました。
充電電圧14.52V、ベルトの滑り、異音等もありません。
最終的に、エンジンカバーを取付、暫くアイドルリングとふかしを繰り返しましたが異常ありませんでした。
バッテリーの警告ランプが消えました。
治りました!まだまだ頑張れレガシィB4!!!
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