レガシィB4オートライト化
普段使いには、快適なレガシィB4(TA-BE5)ですが、ライトの点灯に手動操作が必要でした。
普段は、そんなに気にならないのですが、高速道路を走ると、この操作が頻繁に必要たなりストレスを感じるようになりました。
ネットを検索すると、便利なユニットが販売されていました。
他の車で、ドアミラーの自動格納で使用し、実績の有るパーソナルCARパーツの「後付汎用オートライト(コンライト)ユニット TATLIGHT-01 」です。
購入費:送料込みで\4,413円
パーソナルCARパーツのHPには、車種別接続図が掲載されています。残念ながらレガシィB4(TA-BE5)は、有りませんでした。
後付汎用オートライト(コンライト)ユニット TATLIGHT-01
パーソナルCARパーツ製「後付汎用オートライト(コンライト)ユニット TATLIGHT-01」の構成品は、写真のとおりです。
他に、自動のON・OFFするスイッチ、接続するためのギボシ等が必要です。
ON・OFFスイッチ
スイッチを選択するに当たり動作試験も兼ね電流容量の測定を行いました。
照度センサーが動作した時の、最大電流値は約102mAでした。
取付位置は、ライト用のスイッチ等があるハンドル右側のパネルとし、スイッチ用盲を外して取り付けることとしました。
取付位置の形状、電流容量等を検討した結果、エーモン製「貼り付けクリックスイッチ」(1623)を採用しました。
「貼り付けクリックスイッチ」は、配線が細いので事前にギボシ端子を半田付けしました。
足元パネルの取外し
各配線を行う為に、足元パネルを外します。
側面のプラッチック製プラスネジ2本(赤矢印)を外します。
プラッチック製プラスネジは、プラスドライバを回すと浮出てきます。
このままでは外れませんので、写真の様に根元のリングを出すと外れます。
金属製プラスネジを外します。(左側、赤矢印の部分です。)
赤矢印の延長ではなく穴の上方向に止っています。
プラスドライバで外します。
3か所のネジが外れれば、下部に手を差し込みバリバリと外します。
ON・OFFスイッチ取付
スイッチの盲板を、内貼りはがしを差し込み外します。
上側から差し込むと簡単に外れました。
オプション用?コネクタが刺さっていました。
コネクタは外して、スイッチパネルの下部に押し込みました。
盲板のパネル側は、2cmほど奥に引っ込んでいます。
このまま「貼り付けクリックスイッチ」を貼り付けると奥にへこんでしまうので、ゴム板を加工し嵩上げをしました。
こんな感じになりました。
配線は、裏側から下にとおしてあります。
拡張コネクタ
拡張コネクタはこの位置です。
拡張コネクタの拡大写真です。
レガシィB4(BE5)には、純正オプション品を接続するための拡張コネクタがあります。
今回、必要な接続先は全てここにあります。
写真の白丸、IGN電源、スモールライト駆動用リレー、ヘッドライト駆動用リレーへの接続があります。
レガシィB4(BE5)の場合は、駆動用リレーはアースに落とすと動作します。
各機器の接続配線
配線イメージ
拡張コネクタに接続するためにギボシを加工します。
切断して、こちらを使います。
拡張コネクタの被覆を剥ぎます。
加工したギボシを圧着します。
圧着した後は線を引っ張り確実に付いているかを確かめます。
絶縁テープを巻き絶縁します。
アースは赤矢印のナットに圧着端子で止めています。
機器の固定
オートライトユニット(本体)は、写真の様にインシュロックで固定しました。
照度センサーはフロントガラスの下吹き出し口に付属両面テープで付けました。
配線は隙間に物差しで押し込んでいます。
オートライト動作試験
後付けオートライトは、車種によってパッシングができなくなったりする旨の案内もありましたが、レガシィB4(TA-BE5)では、既存の機能は問題なく使用できました。
照度センサーを黒紙で徐々に隠して行ったところ、スモールライトが点灯しました。
さらに、隠すとヘッドライトが点灯しました。
逆に黒紙を外すと、ライトは消灯しました。
後付けスイッチをOFF、または、エンジンキーをアクセサリにすると動作が停止することを確認しました。
全て問題ありませんでした。
ご注意:本掲載内容のご利用は、あくまでも個人の責任で、お願いします。