三重あんなこんな見聞録

 
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唐人踊り

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三重県津市の秋祭りとして人々に親しまれている「津まつり」の出し物として特に目を引くのが「唐人踊り」です。

歴  史

津まつりは、津八幡宮の祭礼として寛永年間(1624〜1644年)に始められたといわれています。

第2代藩主の藤堂高次が奨励、保護したことから山車や華やかな衣装を着けた行列をだし盛大に行われるようになりました。

唐人踊りは、祭礼における分部町(現在、東丸の内)の出し物で、江戸時代に朝鮮から幕府へ派遣された外交使節(朝鮮通信使)の風俗を模したものと伝えられています。当時、祭礼は7日間にわたって行われ、各町の出し物とみこし行列で構成されていました。祭礼行列の参加者は総勢1,750人、唐人行列だけでも100人を超える行列だったと記録されています。

戦災により山車、練り物は姿を消し、当時の祭りの様子は現存する江戸時代の絵巻などからうかがえるだけとなった。そうした中、唐人踊りとしゃご馬は当初からの出し物として当時の面影を残しています。ただ、昭和20年の戦災で衣装、楽器、小道具などが被害を受けたため戦後しばらく途絶えていましたが、昭和31年に分部町のみなさんによって保存会が組織され復活しました。

昭和33年には市の無形文化財に指定、平成3年には戦災を逃れた大幟(おおはた)1流れとともに県無形民族文化財に指定されています。

 

行  列

現在の唐人踊りの行列は町印の車を先頭に23人で構成されています。津まつりでは雅楽の越天楽を基調した「道ばやし」という曲で行進します。

大幟(昇り龍)・・・1人、清道旗・・・1人、

ラッパ・・・2人、踊り・・・1人、

笛・・・2人、かね・・・2人、

大太鼓・・・1人、小太鼓・・・2人、

令旗・・・1人、大将・・・1人、

傘持ち・・・1人、中官・・・2人、

ささら・・・4人、清道旗・・・1人、

大旗(降り龍)・・・1人

 

衣  装

すそが四方にめくれた、黄色や白色、赤色のロッペという上着を着ます。

踊りを踊る人だけが白いロッペを着ることが許されます。

行列では、赤、黄、白の順番に並ぶようになっています。

 

踊  り

天高く響く囃子の音に合わせ天を仰ぎながら、跳ねるような所作をする軽妙な踊りで歓喜踊りの名を持ちます。

踊り手は1分半余りを1人で笛と合わせながら踊ります。最近では数人で一緒に踊ることもあります。

このページは「津市政だより」を参考にしました。