ワイヤレスマウスM570チャタリング修理
私はトラックボールマウスの愛用者なのですが、ロジクール製ワイヤレスマウス・トラックボールM570の調子がどうもよろしくありません。
- Google Chromeでお気に入りフォルダが開かない時がある
- 文章などをドラッグして選択出来ない時がある
など、どうやら左クリックボタンがチャタリングを起こしている様なので修理しました。
試したこと
簡単に修理出来ないかとネットで検索すると、
- 静電気を放電
電池を外し、クリックボタンを30秒ほどクリックする - ソフトウェアで改善
マウスチャタリングキャンセラと言うフリーソフトを使う
などがありました。
「静電気を放電」をやってみたところ確かに良くはなるのですが・・・暫くすると・・・駄目でした。
「ソフトウェアで改善」は、根本的に修理した事になりませんので、分解して左クリック用ボタンを交換する事にしました。
トラックボールマウスM570分解
赤矢印部の5本の特殊ネジを外します。
ゴムラバー、シールなので隠されている部分は再利用出来るよう丁寧に剥がします。
星型の特殊ネジが使われています。
こんなネジを使う必要があるのか・・・とは思うのですが・・・
どこかに、専用工具がある筈なのですが見つからないので精密ドライバーのマイナスで外しました。
(強く押しながら廻すと緩みやすい)
上部カバー部と基盤がフラットケーブルで接続されています。
黒色のロックを持ち上げ外しました。
この状態で外したのですが、後で気づきました。
トラックボールの収納部が上部カバーから分離出来るので、分離してから外した方が簡単でした。
基盤取り外し
少し隠れていますが赤矢印部の4本のプラスネジを外します。
電池用のバネをホルダから外す様に基盤を持ち上げると外れます。
青矢印マイクロスイッチの型番を確認すると「D2FC-F-7N」でした。
マイクロスイッチ取替修理
残念ながら手持ちがありません・・・
とりあえず、左クリック用と右クリック用を入れ替えることにしました。
半田ごてとハンダ吸収線を使い外しました。
左右を入れ替え半田付けをし直しました。
逆の手順で組み直しました。
これで、すっきり動作するようになりました。
具合が悪くなる様だったらマイクロスイッチを購入し交換することにしました。
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