東京マルイ電動ガン グロック18C 分解修理
東京マルイの電動ガン「グロック18C」対象年令10才以上と言う電動ガンの分解修理です。
この手のおもちゃにあるあるのトリガーを引くとモーター音はするが玉が撃てないと言うものです。
症状からするとピニオンギアの破損の様です。
この電動ガンは、分解は比較的簡単ですが組み立てるのにコツがいります。
グロック18C分解
弾倉は抜き取っておきます。
スライドを若干後ろに引き、赤矢印方向に広げ外します。
赤矢印の5箇所のプラスネジを外します。(ネジは全て同じ種類)
赤矢印バレル先端部分を反時計方向に廻し外します。
黄矢印の部品はスライドを外すと外れます。
赤矢印のバネを外します。(組み立てる時に、バネの付け忘れに注意)
黃矢印のシールテープを剥がします。(シールテープは再利用するので破らないように)
電池ホルダー内の電池極性表示シールを剥がします。
カッターナイフの刃先で除々に剥がすと綺麗に剥がれます。(電池極性表示シールは再利用するので破らないように)
傷を付けない様に電池ホルダーの内側から開き、徐々に全体に広げて行きます。
ある程度広げたらノズル関係の部品を外します。
こんな感じで外れます。(組み立てる時は、レールにキッチリ嵌めて組立てます。)
分離完了です。
グロック18Cピニオンギア交換修理
モーター部を外して確認したところピニオンギアが割れていました。(見た目では分かりませんでしたが、簡単に外れます)
使われていたピニオンギアは、歯:8、モジュラ:0.5、直径:6mm、全長(幅):4mm、シャフト直径:2mmでした。
手持ちのミニ四駆用のピニオンギアが使えそうです。
若干、全長が長いですが交換して指で回転させ確認したところ問題無さそうです。
グロック18C組立
元に戻します。
これがちょっと大変かも知れません。(私は大変でした)
各ギアがチャント所定の位置に嵌っていることを確認します。
赤矢印の逆転防止ラッチが外れていたので嵌め直しました。
赤矢印、引き金部分が外れていたので嵌めました。
黃矢印の部品は写真のように少し浮かせて置きます。
赤矢印ノズル関係の部品をレールに嵌め込みます。
黃矢印の電池ホルダー蓋も嵌め込みます。
黄矢印部品の裏側に赤矢印のセフティ部品の先端が来るようにし、黄色矢印のバネが黄色矢印の部品の突起に嵌る様に嵌めます。(これが厄介)
この状態で分割していた本体を合わせます。
ギア周辺を嵌めてから、厄介な部分を嵌めます。
隙間から覗き込み、セフティの引き金を引きながらセフティ部品の先端が、バネ用の突起のついた部品の裏側になる様、マイナスドライバで調整します。
この状態で、キッチリ本体が合わさったならセフティが動作するか、トリガーが動作するかを確認してから電池ホルダーに電池入れ動作確認します。
OKなら、分解した逆の手順で組立て直します。
再度、電池と弾倉を入れ動作確認、セフティレバーを引きトリガーを引くとスライドがスライドし動作すること確認します。
単発、フル共問題なく動作したので修理完了です。
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