扇風機コンデンサ交換修理

National F-C314U

2001年製Nationalの扇風機F-C314Uのモーター用駆動コンデンサを交換修理しました。

古い製品ですがリモコン操作が出来ること、首振り範囲が広いこと、弱風の風量が微妙に良い事から愛用していたのですが、電源を入れた直後のファンの回転が微妙に遅くなり(止まりそうな)年数の事も考えモーター用駆動コンデンサを交換することにしました。

扇風機のファンが回転しない時は、殆どがモーター用駆動コンデンサの不良です。

このコンデンサの不良が原因で発火事故も発生しています。

モーター用駆動コンデンサ調達

海外サイトで購入するともっと安価なのですが、日数がかかる事からAmazonで購入しました。

「GAOHOU CBB61天井ファン用モーターランコンデンサ4.5uf 250V AC 50/60 Hz 2線」498円でした。

直ぐに届いたのは良いのですが、微妙に形状が違いました。

肝心の静電容量電圧等はOKなので良しとしました。

モーターランコンデンサ4.5uf 250V

購入ページにあった製品写真です。

モーターランコンデンサ4.5uf 250V

実際に送られて来た物の写真です。

扇風機分解

電源のプラグを抜きます。

National F-C314U分解

首振り用のノブを上方向に引き抜きます。

少し硬いので力が入ります。

赤色矢印のプラスネジを外します。

これでカバーが外れます。

モーター用駆動コンデンサ交換

National F-C314Uモーター用駆動コンデンサ交換

写真中央、茶色い部品がモーター用駆動コンデンサです。

National F-C314Uモーター用駆動コンデンサ交換

ニッパーでコンデンサのリード線を赤色矢印の箇所を切断して外しました。

National F-C314Uモーター用駆動コンデンサ交換

購入したコンデンサのリード線は柔らかい為、コンデンサ自体をモーター部の金具に超強力両面テープで固定しました。

先程切断したリード線にハンダ付けしました。(極性はありません)

これで、電源のプラグを差し込み動作試験しました。

スムーズにファンが回転しました。風量が気持ち上がった様な・・・・

暫く動かしコンデンサの発熱を確認しましたOKです。

元のとおり組み直し修理完了です。


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