マーチ(AK-12)ドアミラー自動格納装置取付け
マーチ(AK-12)のドアミラーをドアロック、ACC連動で自動開閉化できるユニットを取り付けた情報を掲載しています。
マーチは電動ミラーの格納スイッチがハンドル右下にありドアの内貼りを外す必要がなく比較的簡単でした。
今回、購入した製品は、パーソナルCARパーツのドアミラー自動格納装置TYPE-Eです。
購入したドアーミラー自動格納装置
今回、購入した製品は、パーソナルCARパーツのドアミラー自動格納装置TYPE-Eです。
特徴は、超小型で2cm×3.4cm、純正のドアミラー格納スイッチは従来とおり、走行中でも使用可能、ドアロックでミラー格納・ACCオンでミラー展開です。
購入費:送料込みで\1,680円
機能は制限されますが格安の本装置にしました。
パーソナルCARパーツのHPには、車種別接続図が掲載されていますので、熟読されることをお勧めします。
他に、ギボシ、分岐タップ、ヒューズ分岐を用意しました。
ドアーミラー自動格納装置取付準備
ミラーコントローラの配線を2本切断する必要があります。
元に簡単に戻せるように、ギボシで接続することにしました。
ドアミラースイッチコネクター側に接続するギボシは雄、ドアミラー格納モーター側のギボシは雌にしました。
- 格納時+12V:ドアミラースイッチコネクター側(DSW+)・・・黄色線
- ミラーモーター側(DMT+)・・・緑色線
- 展開時+12V:ドアミラースイッチコネクター側(DSW-)・・・青色線
- ミラーモーター側(DMT-)・・・茶色線
ユニットの各線にギボシを接続します。
常時+12Vはヒューズ分岐を使用します。
ドアミラー自動格納装置とマーチ各部との結線図
<コネクタ配線のポイント>
- ギボシ端子は圧着後、線を引っ張り抜けないかを確認します。
- 分岐タップは接触不良をおこすことがあります。
カッターナイフで少し被服を剥いてから挟み、線を引っ張りしっかり接触させます。
<注 意>
- 装置付属の説明書にある「取付け手順に従い、要所要所で試験しながら取り付けてください。
- 半田付けをする時は、シート等を保護し、焼き跡を付けないようにしてください。
ドアミラースイッチ取り外し
作業前に、バッテリーのマイナス側を外しておくことお勧めします。
怪我は勿論のこと、カバー等に傷を付けないよう十分注意して作業をして下さい。
ドアミラースイッチパネルを外します。
パネル向かって右側の隙間にマイナスドライバーを差し込み写真のように外します。
ドアミラースイッチコネクター配線
赤色矢印:橙色+灰色点線・・・格納時+12V
黄色矢印:水色・・・展開時+12V
ギボシで接続する為に邪魔な配線を保護している黒色のチューブをカッターナイフで開きます。
赤矢印橙色線、黄色矢印空色線の2本を切断します。(ギボシのカバーより長く)
コネクター側に雌ギボシ、ドアミラーモーター側(逆側)に雄ギボシを付け自動格納装置のギボシに接続します。(結線図参照)
写真、黒色線がアース、茶色線がACCです。それぞれ分岐カプラーで接続します。
ドアロックアクチュエータ電源接続
右赤丸のカバーを外します。
プラチック製ナットで止められています。
(上赤丸:ヒューズホルダ)
配線はボディの中に押し込まれています。
写真は、配線を引っ張り出したものです。
赤丸コネクターを外します。
赤矢印空色線がドアロックアクチュエータ電源線です。
カッターナイフで被覆を剥き赤丸のように半田付けしました。
絶縁テープで絶縁し、元のとおりコネクター全体を最初に巻いてあった黒いテープを巻き、ボディの中に戻します。
常時電源接続
常時電源を分岐ヒューズで取り出します。
ヒューズホルダ左から7番目が、バックドアオープナーのヒューズで常時電源です。
写真の様に、ヒューズを差し替えて完了です。
最終動作試験
バッテリーを接続します。ドアを閉め、エンジンを始動します。この状態で、従来とおりドアミラースイッチで格納、展開することを確認します。
確認が終わればドアミラースイッチを展開の位置にし、エンジンを切ります。
車から降りドアを閉め、リモコンキーでドアにロックを掛けるとミラーが格納することを確認します。
OKならば、車に乗りドアを閉めエンジンキーをACCの位置にするとミラーが展開すればOKです。
後は、逆の手順でカバー等を元に戻せば完了です。(所要時間:車での作業は約1時間)
駐車場に止める度に、邪魔にならないよう手動でミラーをたたんでいましたが、自動で格納展開するので大変便利!と好評です。
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