SUBARUレガシィB4 ファンベルト異音修理
レガシィB4のエンジンを始動するとエンジンルームからキュルキュルと異音が・・・しかし、すぐに音は消え・・・と言う状況でした。
異音の原因は、ベルトが滑っているようです。
車を修理に出しベルトを交換するのが良いのですが・・・ボンネットをあけベルトを点検すると、ベルト自体はそんなに痛んでいない様子なのでベルトのたわみを調整することにしました。
この修理にはボックスレンチが必要です。
カバーの取り外し
赤丸のボルト2本をはずします。
カバーは手前に引くように持ち上げると外れます。
こんな感じで外れます。
オルタネータ側のカバーを外します。
赤矢印のボルトは外します。
青矢印のボルトを緩めると鉄カバーが外れます。
外すとファンベルト見えます。
右側:エアーコンプレッサー側ファンベルト
左側:オルタネータ側ファンベルト
オルタネータ側ファンベルトの調整
写真がオルタネータ側ファンベルトです。
調整する前にベルトの真ん中を指で押しベルトの張り具合を確認します。
青丸のボルトを緩めます。
赤丸のボルトで張り具合が調整できます。
時計方向に回すとベルトは強く張り、逆に回すと緩みます。
ベルトの張り具合を指で確認しながら時計方向に回します。
あまり強く張るとエンジンを始動するとベルトが切れますので、気持ち張りが強くなる程度にします。
調整が終われば、青丸のボルトをしっかり締めます。
この状態でエンジンを始動して異音がなければ完了です。
異音がする場合は、エアーコンプレッサー側を調整します。
エアーコンプレッサー側ファンベルトの調整
向かって右側がエアーコンプレッサー側ファンベルトです。
調整する前にベルトの真ん中を指で押しベルトの張り具合を確認します。
青丸のボルトを緩めます。
赤丸のボルトで張り具合が調整できます。
時計方向に回すとベルトは強く張り、逆に回すと緩みます。
ベルトの張り具合を指で確認しながら時計方向に回します。
あまり強く張るとエンジンを始動するとベルトが切れますので、気持ち張りが強くなる程度にします。
調整が終われば、青丸のボルトをしっかり締めます。
この状態でエンジンを始動して異音がなければ完了です。
最終確認
しばらくエンジンを回して問題ないか確認します。
問題がなければエンジンを止め、外したカバーを逆の手順で元に戻します。
この方法でファンベルトを交換することも出来ます。
ご注意:本掲載内容のご利用は、あくまでも個人の責任で、お願いします。